A Study of Kakutei : his Activities confirmed from the 18-19th Century Texts.
文献資料に見る鶴亭
Ishizawa Shun
( 石沢 俊 )
鶴亭 (1722~85) は長崎出身の黄檗僧で、18世紀の京・大坂に南蘋風花鳥画を初めてもたらした重要な画家である。本稿で鶴亭と同時代の画論、漢詩集、日記などを対象として、鶴亭がどのように語れてきたかを確認することを目的とする。黄檗僧、画家、俳諧・狂歌師としてさまざまに語られる姿を確認したが、なかでも、同時代の文人たちの漢詩文や池大雅との書簡等からは、鶴亭と文人たちの親しい交わりの一端を紹介した。あわせて、『蒹葭堂日記』の記述から、鶴亭が木村蒹葭堂と長きにわたり親しく交わったのみでなく、鶴亭歿後も蒹葭堂や鶴亭の弟子たちが鶴亭の顕彰を行った可能性を指摘した。
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史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
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Created Date :
2021-11-22
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