奈良文化財研究所 ホーム
Search
List
Others
おすすめ
report count (with pdf)
41209 reports
( Participation 755 Orgs )
report count
132406 reports
( compared to the privious fiscal year + 1721 reports )
( Participation 1917 Orgs )
site summary count
147517 reports
( compared to the privious fiscal year + 2091 reports )
Article Collected
120560 reports
( compared to the privious fiscal year + 1563 reports )
video count
1298 reports
( compared to the privious fiscal year + 114 reports )
( Participation 117 Orgs )
Event Collected
1247 reports
( compared to the privious fiscal year + 197 reports )
※過去開催分含む

From Tairō to KuniyoshiーReceptlon of imported Dutch literature on their artsー
大浪から国芳へー美術にみる蘭書受容のかたちー

Katsumori Noriko ( 勝盛 典子 )
江戸時代の洋風画家・石川大浪(1762-1817)は、水墨を用いた洋風表現について一定の評価を得ているものの、蘭学者の要請に応えて蘭書の挿絵などを模写する挿絵画家的な存在として概ね認識されてきた。しかし、大浪と蘭書の関係を丹念に検証すると、単に発注者とイラストレーターという関係では捉えられない興味深い事例にあたる。 本稿では、大浪の蘭書への関り方や蘭書をめぐる交遊関係などを視野にいれながら、大浪の画業について検討を加えている。また、大浪旧蔵蘭書が浮世絵師・歌川国芳(1797-1861)の作品に深く影響を及ぼしたことを明らかにし、石川大浪と歌川国芳という、個性、身分、活躍時期が異なる二人の画家が蘭書をどのように受容したかを比較検証することによって、江戸時代における蘭学と美術のかかわりの一端を明らかにしている。
NAID :
Prefecture :
Age
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
Related Url :
Created Date : 2021-11-15
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=典子|last=勝盛|contribution=大浪から国芳へー美術にみる蘭書受容のかたちー|title=神戸市立博物館研究紀要|date=2000-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/110681|ncid=AN10177091|volume=16}} 閉じる
このエントリーをはてなブックマークに追加

Keywords and Feature Word

この論文は下の刊行物の 17 - 44 ページ に掲載されています。

収録刊行物