AR・VR技術を応用した鞠智城跡整備の一例 ―城門遺構について―
山口 裕平
本稿ではAR・VR技術を応用した鞠智城跡の遺跡整備について一考したい。検討対象とするのは深迫門、堀切門、池ノ尾門の三箇所の城門遺構である。
AR・VR技術を応用した鞠智城跡整備の一例として、城門遺構の検討を行い、その復元図を2D画像として提示した。こうした現実の風景にCG等の画像を重ねて表示させることで、来訪者には実際に見ている光景以上の情報が付加された光景として体感できる。遺跡整備の手法として有効で、今後主流になることは間違いない。しかしながら、付加した情報、例えば復元建物ならその考証が粗密である場合、来訪者にそれを説明できないままに一様のCG画像がリアルなものとして受容される可能性があるなど課題も残る。
AR・VR技術を応用した鞠智城跡整備の一例として、城門遺構の検討を行い、その復元図を2D画像として提示した。こうした現実の風景にCG等の画像を重ねて表示させることで、来訪者には実際に見ている光景以上の情報が付加された光景として体感できる。遺跡整備の手法として有効で、今後主流になることは間違いない。しかしながら、付加した情報、例えば復元建物ならその考証が粗密である場合、来訪者にそれを説明できないままに一様のCG画像がリアルなものとして受容される可能性があるなど課題も残る。
NAID :
Prefecture :
Kumamoto Prefecture
文化財種別
史跡
史跡・遺跡種別
城館
遺物(材質分類)
学問種別
考古学
テーマ
保存修復
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Created Date :
2023-04-29
wikipedia 出典テンプレート :
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