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壺屋古窯群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/94715
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.94715
For Citation 那覇市市民文化部文化財課 2021 『那覇市文化財調査報告書114:壺屋古窯群』那覇市
那覇市市民文化部文化財課 2021 『壺屋古窯群』那覇市文化財調査報告書114
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File
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Title 壺屋古窯群
Participation-organizations 那覇市 - 沖縄県
Alternative つぼやこようぐん
Subtitle 新垣家住宅防災施設建設事業に伴う埋蔵文化財緊急発掘調査
Volume 6
Series 那覇市文化財調査報告書
Series Number 114
Author
Editorial Organization
那覇市市民文化部文化財課
Publisher
那覇市
Publish Date 20210226
Publisher ID
ZIP CODE 9008585
TEL 0989173501
Aaddress 沖縄県那覇市泉崎1-1-1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 壺屋古窯群
Site Name Transcription つぼやこようぐん
Order in book
Address 沖縄県那覇市壺屋1丁目28番32号
Address Transcription おきなわけんなはしつぼや1ちょうめ28ばん32ごう
City Code 47201
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 261245
East Longitude (WGS) 1274135
Dd X Y 26.2125 127.693055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20160607-20160713
20180829-20180926
Research Space
12.0
11.5
Research Causes 防災施設工事
OverView
Site Type
その他の生産遺跡
Main Age
近世(細分不明)
近代(細分不明)
Main Features
石積
石組暗渠
石敷
石溜
Main Foundings
青花
本土産磁器
沖縄産施釉陶器
沖縄産無釉陶器
陶質土器
円盤状製品
窯道具
Remark 製陶の一工程である水簸に関連する遺構が確認された。
Abstract 調査地は、陶工の住宅として国指定重要文化財に指定されている新垣家住宅の敷地南東端に位置する箇所である。狭小な範囲の調査であったため限定的ではあるが、調査の結果、石積、石敷、石組暗渠といった遺構や多量の沖縄産陶器や窯道具が確認され、遺構の構造や土層の堆積状況を把握することができた。石組暗渠は表土から約1m下に位置しており、琉球石灰岩礫を並べて溝の壁面が構築され、上面には蓋石が被せられている。北から南方向に傾斜して敷地外へとつながる形状を有しており、登窯と関連した遺構と考えられる。
 また石敷は20~30㎝大の琉球石灰岩礫を敷き詰めており、上面は摩耗しており滑らかである。床面として明黄褐~黄橙色のシルトを4㎝の厚みで敷き貼床としている状況がみられる。そのことから復元されている3基の沈殿池と連なった遺構であることが確認された。沈殿池に連なっている石積遺構、石敷遺構、石留遺構は、製陶の一工程である水簸に関連する遺構と推定される。また年代的には同遺構北に所在する東ヌ窯が成立した18世紀中頃から19世紀前半頃に対応するものであり、東ヌ窯と水簸関連施設はほぼ同時期には成立していたことが示唆される。

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