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上塩冶築山古墳の再検討

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91545
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91545
For Citation 出雲市市民文化部文化財課 出雲弥生の森博物館 2018 『出雲弥生の森博物館 研究紀要6:上塩冶築山古墳の再検討』出雲弥生の森博物館
出雲市市民文化部文化財課 出雲弥生の森博物館 2018 『上塩冶築山古墳の再検討』出雲弥生の森博物館 研究紀要6
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File
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Title 上塩冶築山古墳の再検討
Participation-organizations 出雲弥生の森博物館 - 島根県
Alternative かみえんやつきやまこふんのさいけんとう
Subtitle
Volume
Series 出雲弥生の森博物館 研究紀要
Series Number 6
Author
Editorial Organization
出雲市市民文化部文化財課 出雲弥生の森博物館
Publisher
出雲弥生の森博物館
Publish Date 20180330
Publisher ID 32203
ZIP CODE 6930011
TEL 0853251841
Aaddress 出雲市大津町2760番地
Report Type Codes
annual
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 上塩冶築山古墳
Site Name Transcription かみえんやつきやまこふん
Order in book
Address 島根県出雲市上塩冶町262-6ほか
Address Transcription しまねけんいずもしかみえんやちょう262-6ほか
City Code 32203
Site Number W29
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 352100
East Longitude (WGS) 1324539
Dd X Y 35.35 132.760833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
Research Space
Research Causes
OverView
Site Type
古墳
Main Age
古墳
Main Features
円墳
周溝
横穴式石室
刳抜式家形石棺
Main Foundings
金銅冠
金銀装大刀
馬具
子持壺
円筒埴輪
Remark 出雲平野の首長墳
Abstract  上塩冶築山古墳は、出雲市上塩冶町に所在し、出雲平野南部のほぼ中央の微高地上に造られた古墳時代後期後半(6世紀第4四半期)の円墳である。直径は約46mで、山陰地方では最長となる全長14.6mの切石積み横穴式石室を有し、玄室内には大小2つの刳抜式家形石棺が置かれる。墳丘・石室・石棺は、いずれも須恵器編年出雲4期前半(陶邑TK43末~TK209型式期)の出雲西部では最大・最長の規模をもつ。
 主要な出土品は、金銅冠、金装銀耳環、金銀装大刀、鉄刀、鉄鏃、鉄矛、金銀装・銀装馬具、銅鈴、大形刀子、鹿角装刀子、鉄斧、鉤状鉄製品、須恵器子持壺、円筒埴輪などである。
 1887(明治20)年に玄室から出土した遺物の出土位置の記録をもとに、大石棺には金銀装円頭大刀・銀装の馬具、小石棺には金銅冠・金銀装捩環頭大刀・金銀装の馬具・鉤状鉄製品・玉類が伴うと推定する。
 以上のことから大石棺の被葬者は、出雲西部を支配した山陰地方では指折りの人物と推定できる。
 小石棺の被葬者は、大和にトネリとして上番し、金銅冠や金銀装の馬具など豪華な品を携えて帰郷した可能性もあろう。
 上塩冶築山古墳は、墳丘・石室・石棺・出土品が良好に残存し、山陰地方の大形古墳における副葬品の実態を良く表し、中四国地方では他に例のない重要な古墳である。

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