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那珂

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/49510
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.49510
For Citation 福岡市教育委員会 2013 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1192:那珂』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2013 『那珂』福岡市埋蔵文化財調査報告書1192
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=奈緒子|last=松尾|title=那珂|origdate=2013-03-22|date=2013-03-22|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/49510|location=福岡市中央区天神一丁目8番1号|ncid=BA60704661|doi=10.24484/sitereports.49510|series=福岡市埋蔵文化財調査報告書|volume=1192}} 閉じる
File
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Title 那珂
Participation-organizations 福岡市 - 福岡県
Alternative なか
Subtitle 那珂遺跡群第132次調査の報告
Volume 65
Series 福岡市埋蔵文化財調査報告書
Series Number 1192
Author
Editorial Organization
福岡市教育委員会
Publisher
福岡市教育委員会
Publish Date 20130322
Publisher ID 40130
ZIP CODE 8108621
TEL 0927114667
Aaddress 福岡市中央区天神一丁目8番1号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 那珂遺跡群第132次
Site Name Transcription なかいせきぐん
Order in book
Address 福岡県福岡市博多区東光寺町1丁目
Address Transcription ふくおかけんふくおかしはかたくとうこうじまち1ちょうめ
City Code 40132
Site Number 0085
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 333433.6
East Longitude (WGS) 1302609.24
Dd X Y 33.576 130.4359
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20110704-20111007
Research Space
255
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
弥生
古墳
古代(細分不明)
Main Features
竪穴住居
井戸
堀立柱建物
柱穴
Main Foundings
弥生土器
土師器
須恵器
輸入陶磁器
石器
木器
Remark
Abstract 本調査地点は、那珂遺跡群の北部東端に位置し、御笠川の氾濫原から台地中央部へむかって陥入する谷部に南北を挟まれた結果、半島状となった高位部に立地している。筑紫通りを挟んで東側で、官道東門ルートを検出した102次調査、西側では8世紀代の溝古墳時代初頭の井戸等を検出した123次調査が行われている。
本調査地点の現状は畑で、現地表面の標高は6.8m前後である。鳥栖ローム遺構面の標高は6.3m~6.7mをはかり、北西から南東へゆるやかに傾斜している。鳥栖ローム遺構面では、弥生時代後期前半の井戸1基、古墳時代初頭~前期・古墳時代後期を中心とする竪穴住居15基・堀立柱建物1棟、古墳時代後期の竪穴住居をきる並行溝2条、8世紀末の井戸1基、堀立柱建物3棟などのほかに、弥生時代~中世まで幅広い時期の柱穴や土坑などを、良好な依存状況で多数検出した。
とくに、竪穴住居は、古墳時代初頭~前期と古墳時代後期の2時期に集中しており、那珂遺跡群全体の最盛期と重複する。これに対して、台地縁辺部から台地中央部への集落の進出が開始する弥生時代中期後半の遺構は、本調査地点周辺では少ない状況である。本調査で得られた成果は、那珂遺跡群の集落の盛衰に沿った典型として位置づけられよう。
また、試掘調査の成果から、本調査地点のすぐ南側には御笠川の氾濫原から台地中央部にむかって谷が陥入するとされてきたが、本調査地点では調査区の南端まで竪穴住居や井戸等の生活遺構が密集しており、古代以前は本調査地点の南側まで集落域が広がっていたことが推測される。

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