旧海軍出水航空基地掩体壕発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/13163
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.13163
引用表記 出水市教育委員会 2014 『出水市埋蔵文化財発掘調査報告書25:旧海軍出水航空基地掩体壕発掘調査報告書』出水市教育委員会
出水市教育委員会 2014 『旧海軍出水航空基地掩体壕発掘調査報告書』出水市埋蔵文化財発掘調査報告書25
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書名 旧海軍出水航空基地掩体壕発掘調査報告書
発行(管理)機関 出水市 - 鹿児島県
書名かな きゅうかいぐんいずみこうくうきちえんたいごうはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 掩体壕1・2の埋蔵文化財確認発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 出水市埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 25
編著者名
編集機関
出水市教育委員会
発行機関
出水市教育委員会
発行年月日 20140331
作成機関ID 46208
郵便番号 8990292
電話番号 0996632111
住所 鹿児島県出水市緑町1番3号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 掩体壕1
遺跡名かな えんたいごう
本内順位 1
遺跡所在地 鹿児島県出水市平和町366番,367番,369番
所在地ふりがな かごしまけんいずみしへいわちょう366ばん,367ばん,369ばん
市町村コード 462080
遺跡番号 戦跡8
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 320456
東経(世界測地系)度分秒 1301919
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 32.082222 130.321944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130603-20130701
調査面積(㎡)
37
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
軍事(近代以降)
時代
昭和
主な遺構
石敷遺構
硬化面
主な遺物
鉄製品
金属製品
樹脂系製品
コンクリート片
特記事項 硬化面上から釘・ネジ類の鉄製品が、埋土層からコンクリート片が出土した。硬化面及び石敷遺構が壕内部の地点で検出された。

主な時代:戦争遺跡
主な時代:現代(昭和)
遺跡名 掩体壕2
遺跡名かな えんたいごう
本内順位 2
遺跡所在地 鹿児島県出水市平和町381番,384番
所在地ふりがな かごしまけんいずみしへいわちょう381ばん,384ばん
市町村コード 462080
遺跡番号 戦跡7
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 320454
東経(世界測地系)度分秒 1301916
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 32.081666 130.321111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130603-20130701
調査面積(㎡)
34.3
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
軍事(近代以降)
時代
昭和
主な遺構
硬化面
主な遺物
鉄製品
コンクリート片
特記事項 硬化面が壕の内部から外部にかけて検出された。

種別:戦争遺跡
主な時代:現代(昭和)
要約  掩体壕のある平和町には、戦闘指揮所跡や防空壕などが現在でも残されている。
 今回発掘調査した2基の掩体壕はほぼ当時の姿のまま現地に残っているが、掩体壕1は天蓋の前面部が全体にかけて数十センチメートル程度破損し、掩体壕2では天蓋の前方部約3メートルほどが落下しており、天井の一部に破損が見られる。2基とも壕内部は地盤の砂礫層を掘り込んで機体格納スペースを作り出している。この掘り込んだ地盤層の上に硬化面や石敷施設を作り地表面を整地したとみられる。これらの遺構面は当時の機体誘導路を含む地表面と考えられる。掩体壕1で発掘した2・4トレンチの埋土層から天蓋のコンクリート破片の出土が大量に見られたが、これらは掘り込まれた壕内部を戦後に埋め立てるときに土砂と一緒に埋められたと見られる。
 出水航空基地で使用されたとされる戦闘機「紫電」及び「紫電改」の寸度と、掩体壕 1・2 の発掘調査及び実測から得られた数値を比較すると、両方の掩体壕で両機の格納は可能と考えられる。

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