梶子遺跡17次

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129540
引用表記 浜松市教育委員会他 2016 『梶子遺跡17次』浜松市教育委員会他
浜松市教育委員会他 2016 『梶子遺跡17次』
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書名 梶子遺跡17次
発行(管理)機関 浜松市 - 静岡県
書名かな かじこいせき17じ
副書名
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
浜松市教育委員会
浜松市市民部文化財課
発行機関
浜松市教育委員会
浜松市市民部文化財課
発行年月日 20160331
作成機関ID 22310
郵便番号 430-8652
電話番号 053-457-2466
住所 静岡県浜松市中区元城町103-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 梶子遺跡 第17次
遺跡名かな かじこいせき
本内順位 1
遺跡所在地 静岡県浜松市中区南伊場町33-1ほか
所在地ふりがな しずおかけんはままつしなかくみなみいばちょう
市町村コード 22131
遺跡番号 1-04-11
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344147
東経(世界測地系)度分秒 1374239
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.696388 137.710833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140401-20150331
調査面積(㎡)
2015
調査原因 工場建替工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
奈良
平安
鎌倉
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
主な遺構
礫群
竪穴建物
掘立柱建物
土坑
井戸
遺物集積
畦畔
水田面
方形周溝墓
主な遺物
縄文土器
弥生土器
古式土師器
須恵器
土師器
灰釉陶器
土師質土器
中世陶器
墨書土器
土製品
石器
石製品
金属製品
木製品
ガラス製品
特記事項 弥生時代後期の掘立柱建物、環濠、井戸、水田面、方形周溝墓を確認。
遺物は、環濠内や土器集石遺構から出土した多量の土器の他、石器、木製品を回収した。
種別 : 包含地
要約  梶子遺跡は、伊場遺跡群を構成する構成する遺跡のひとつであり、遺跡群のほぼ中央に位置する。主体的な時期としては環濠を有する弥生時代後期の居住域と低地部での生産活動が判明しており、既往調査では縄文時代から近世に至る遺物・遺構が確認された複合遺跡である。
 今回の調査地点は、A~K区までの11地点に分割され、各調査区で弥生時代後期及び古代の遺構を確認した。C・E区では、東西にかけて集落北側の環濠を検出し、居住地と生産域の区分を再確認したとともに、環濠内に廃棄された多量の遺物を回収した。同区においては、環濠の内側にあたる範囲の調査も行い、少量ながら井戸や掘立柱建物跡を検出した。低地部では、水田耕作とみられる堆積土、遺構が認められ、生産活動の痕跡を確認した。また、低地部にも部分的に存在する微高地から、方形周溝墓と推定されるJ区SZ01を検出し、墓域の推定範囲を確認した。特筆する遺物としては、環濠から出土した特殊遺物を含む土器群と、SZ01から出土した赤彩が施された壺や高坏等が挙げられる。その他、僅かであるが底面に墨書された土器が確認されている。

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