大阪府
日本民家集落博物館 日向椎葉の民家 解説動画
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日本民家集落博物館で復元展示している「日向椎葉の民家」は、昭和34年(1959年)に宮崎県東臼杵郡椎葉村から移築復元されました。椎葉村は全国第5位の広大な面積を有する一方、その大部分が険しい山野のため、人々は耳川流域沿いや山の緩斜面に点々と集落を作り、狩猟や林業、焼き畑農業をおこなって生活していました。昭和30年(1955年)、わが国初のアーチ式ダムである上椎葉ダムが完成し、その人造湖により多くの集落が水没したため、集落の放棄や村外への転出が起こりました。旧椎葉家住宅も放棄されることとなり、大阪財界のご協力により、陸上・海上輸送を経て服部緑地公園に運ばれ、椎葉村の村人の手で復元されました。
建物は、当地域の江戸時代後期に典型的な「椎葉型」と呼ばれる横一列に部屋が並ぶ造りで、傾斜地に建築された工夫が随所にみられます。その他にも山林資源に恵まれたことを示す材や設えの用い方や、屋敷内で神楽を上演することのできる広い空間など、この地域ならではの特徴を知ることもできます。
茅葺き屋根の椎葉型民家が残るのは宮崎県総合博物館と当館だけとなり、貴重な文化財となっています。
建物は、当地域の江戸時代後期に典型的な「椎葉型」と呼ばれる横一列に部屋が並ぶ造りで、傾斜地に建築された工夫が随所にみられます。その他にも山林資源に恵まれたことを示す材や設えの用い方や、屋敷内で神楽を上演することのできる広い空間など、この地域ならではの特徴を知ることもできます。
茅葺き屋根の椎葉型民家が残るのは宮崎県総合博物館と当館だけとなり、貴重な文化財となっています。
データ登録機関 :
大阪府文化財センター
文化財所在地 :
大阪府
対象 :
大人向け
文化財種別 :
時代
江戸
関連資料URL : 日本民家集落博物館
総覧登録日 :
2024-07-04
wikipedia 出典テンプレート :
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