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熊本県
【佐藤信館長 連続講演】古代文学とくまもと② 「万葉集」

くまもと文学・歴史館 佐藤信館長 連続講演会 令和5年度第2回
日時:令和5年(2023年)9月9日(土)午後1時30分~午後3時
講師:佐藤信(くまもと文学・歴史館長 東京大学名誉教授)
演題:古代文学とくまもと② 『万葉集』
会場:熊本県立図書館 大研修室

 古代文学のなかに登場する肥後について掘り起こすことによって、古代の肥後人たちがどのように漢字文化を身につけ文学表現を展開したのか、その実像がみえてくるのではないだろうか。文書主義を基盤とする律令制を受容した律令国家において、地方統治には漢字文化が必須であったし、七世紀の列島の地方豪族も、漢字文化の受容に積極的であった。国府や郡家などの地方官衙に勤めた多くの(下級)官人にとっても、漢字文化や漢文能力を身に着けることが求められた。国府や郡家を中心に、地方社会では漢字文化が展開した。そうした官人の周辺の人々も、漢字に書きとどめられる和歌などの文学的営みで、漢字文化に接していたと思われる。
 列島各地の人びとは、時々の環境のもと自らの思いをしばしば「やまと歌」に詠んで心情を吐露した。『万葉集』に大伴家持が書きとどめた東歌や防人歌などは、当時の東国などの民衆の和歌をよく伝えている。日本古代の文学にあらわれる肥後国の記事から、古代肥後人が展開した漢字文化、文学・文化の様相をみてみたい。

03:32 はじめに
11:41 1. 『万葉集』
    1.1 『万葉集』
22:37  1.2 大伴旅人
39:09 2. 肥後の万葉歌
    2.1 大伴家持宛ての万葉歌
47:40 2..2 肥後国木簡と紫草
59:48 3. 肥後人が詠んだ歌と筑前守山上憶良
1:11:12 4. 人が書写した奈良朝写経
1:27:45 おわりに
データ登録機関 : 歴史公園鞠智城・温故創生館
文化財所在地 : 熊本県
対象 : 大人向け
文化財種別 : 史跡・遺跡 歴史資料
総覧登録日 : 2024-03-31
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