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山ノ下遺跡2 ; 平ノ前遺跡2

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131735
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131735
引用表記 鳥取県教育文化財団調査室編 2021 『鳥取県教育文化財団調査報告書122:山ノ下遺跡2 ; 平ノ前遺跡2』鳥取県教育文化財団
鳥取県教育文化財団調査室編 2021 『山ノ下遺跡2 ; 平ノ前遺跡2』鳥取県教育文化財団調査報告書122
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書名 山ノ下遺跡2 ; 平ノ前遺跡2
発行(管理)機関 (公財)鳥取県教育文化財団 - 鳥取県
書名かな やまのした いせき 2 ; ひらのまえ いせき 2
副書名 一般国道313号(倉吉関金道路)道路改良工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 2
巻次
シリーズ名 鳥取県教育文化財団調査報告書
シリーズ番号 122
編著者名
編集機関
鳥取県教育文化財団調査室編
発行機関
鳥取県教育文化財団
発行年月日 20210226
作成機関ID
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 山ノ下遺跡
遺跡名かな やまのしたいせき
本内順位 1
遺跡所在地 鳥取県倉吉市
所在地ふりがな とっとりけんくらよしし
市町村コード 31203
遺跡番号 4-343
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352418
東経(世界測地系)度分秒 1334718
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.405 133.788333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180510-20181227
調査面積(㎡)
5000
調査原因 一般国道313号(倉 吉関金道路)道路 改良工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古代(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
土坑(落とし穴)
土坑
掘立柱建物
ピット
主な遺物
弥生土器
石器
土師器
須恵器
瓦質土器
貿易陶磁器
国産陶 磁器
特記事項
遺跡名 平ノ前遺跡
遺跡名かな ひらのまえいせき
本内順位 2
遺跡所在地 鳥取県倉吉市
所在地ふりがな とっとりけんくらよしし
市町村コード 31203
遺跡番号 4-344
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352401
東経(世界測地系)度分秒 1334658
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.400277 133.782777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190514-20190827
調査面積(㎡)
1000
調査原因 一般国道313号(倉 吉関金道路)道路 改良工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
自然流路
主な遺物
縄文土器
石器
土師器
須恵器
特記事項
要約  山ノ下遺跡は小鴨川左岸の河岸段丘上に立地する集落遺跡である。平成28年度及び平成30年度の調査では、縄文時代の落とし穴、弥生時代中期前葉の溝、平安時代後期から鎌倉時代の掘立柱建物群、室町時代以降の耕作関連遺構や水田が検出され、遺跡周辺が古代以降居住域から耕作域へ変遷していく過程が明らかとなった。
 平安時代後期から鎌倉時代の大型の掘立柱建物は当該期における県内最大規模を誇る。総柱建物の2棟がL字型の配置をとり、建て替えが行われている。東西に区画溝を有し、饗宴に使用された大量の土器が廃棄されていた。
 出土品は土師器皿・坏といった供膳具に加え、威信財を含む海外交易品である貿易陶磁器や錫製椀が見られることも注目される。
 以上の内容から、これらの建物群の所有者は在地の有力者層である可能性が高く、当時在庁官人の系譜を引き、鎌倉御家人として活躍した小鴨氏との関係が今後の検討課題である。

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