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京都府遺跡調査報告集

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27833
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.27833
引用表記 公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ− 2016 『京都府遺跡調査報告集』公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ− 2016 『京都府遺跡調査報告集』
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書名 京都府遺跡調査報告集
発行(管理)機関 (公財)京都府埋蔵文化財調査研究センター - 京都府
書名かな きょうとふいせきちょうさほうこくしゅう
副書名
巻次 165
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
発行機関
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
発行年月日 20160331
作成機関ID
郵便番号 617-0002
電話番号 075-933-3877
住所 京都府向日市寺戸町南垣内40番の3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 木津川河床遺跡第27次
遺跡名かな きづがわかしょういせき
本内順位 1
遺跡所在地 京都府八幡市川口地内
所在地ふりがな きょうとふやわたしかわぐちちない
市町村コード 26210
遺跡番号 4
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345242
東経(世界測地系)度分秒 1354329
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.878333 135.724722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140507-20140611
20141104-20150129
調査面積(㎡)
300
700
調査原因 河川改修
遺跡概要
種別
集落
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
柱穴
土坑
噴砂
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
柱穴
土坑
噴砂
主な遺物
土師器
瓦器
瓦質土器
緑有陶器
中国製磁器
特記事項
遺跡名 平等院旧境内遺跡
遺跡名かな びょうどういんきゅうけいだいいせき
本内順位 2
遺跡所在地 京都府宇治市宇治塔川
所在地ふりがな きょうとふうじしうじとうがわ
市町村コード 26204
遺跡番号 114
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345319
東経(世界測地系)度分秒 1354834
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.888611 135.809444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20121206-20130116
20140203-20140304
20141216-20150310
調査面積(㎡)
400
480
1600
調査原因 河川改修
遺跡概要
種別
社寺
時代
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
杭列
堤状遺構
主な遺物
須恵器
土師器
瓦質土器
中国製青花磁器
染付磁器
白磁
陶器
石造物
特記事項
遺跡名 乾谷遺跡
遺跡名かな いぬいだにいせき
本内順位 3
遺跡所在地 京都府相楽郡精華町乾谷
所在地ふりがな きょうとふそうらくぐんせいかちょういぬいだに
市町村コード 26366
遺跡番号 14
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344351
東経(世界測地系)度分秒 1354618
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.730833 135.771666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20141023-20150306
調査面積(㎡)
1703
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
水田跡
杭列
主な遺物
須恵器
土師器
瓦器
青磁
白磁
陶器
煙管
鉄製品
下駄
特記事項
遺跡名 乾谷大崩遺跡
遺跡名かな いぬいだにおおくずれいせき
本内順位 3
遺跡所在地 京都府相楽郡精華町乾谷
所在地ふりがな きょうとふそうらくぐんせいかちょういぬいだに
市町村コード 26366
遺跡番号 14
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344349
東経(世界測地系)度分秒 1354612
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.730277 135.77
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20141023-20150306
調査面積(㎡)
347
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
水田跡
主な遺物
石包丁
土師器
灰釉陶器
青磁
白磁
陶器
煙管
特記事項
要約 [木津川河床遺跡第27次 要約]
 今回の調査では、古墳時代前期から飛鳥、奈良、平安、鎌倉時代にかけての遺物が出土した。遺構は、12世紀から13世紀の柱穴、溝、土坑を確認したが、建物等性格は不明である。また、奈良時代以前の遺構は確認できなかった。8世紀代の遺物包含層があり、付近に遺構が所在すると推定される。このほか慶長伏見大地震に係ると考えられる噴砂も確認した。 木津川河床遺跡の時代と性格を考えるうえで貴重な調査成果を得ることができた。 
[平等院旧境内遺跡 要約]
 平成24・25・26年度3か年にわたって塔の川河床を調査した。今回の調査では、塔の川左岸寄りで堤状遺構を幅5m全長53m確認した。堤状遺構は、人頭大の礫と木杭で積み上げてあり、平安期の瓦、近代陶磁器片等が出土し、近代まで使われていたと考えられる。
堤状遺構の性格は防災施設、船着き場、堰などが想定されている。出土遺物は、平等院に関係すると考えられる平安期の瓦片が多数出土している。
利水治水施設に係る貴重な調査成果を得ることができた。
[乾谷遺跡・乾谷大崩遺跡 要約]
 今回の調査は、乾谷遺跡・乾谷大崩遺跡とも初例の調査である。
乾谷遺跡では、近世初期の畦畔を伴う水田跡、室町時代後期の水田跡と考えられる遺物包含層を確認した。遺物は、奈良時代から近世にかけて出土している。山田川の洪水による砂の堆積層も確認された。
乾谷大崩遺跡では、中世から近世の畦畔を伴う水田跡を4面確認し、水田耕作に伴う溝を5条確認した。
乾谷遺跡・乾谷大崩遺跡とも山田川の洪水の被害を受けながら、水田耕作が中世から近世にかけて行われてきた様子が分かり、付近に集落跡も想定できる貴重な調査成果が得られた。

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