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金廻芦谷平遺跡・越敷山古墳群(金廻地区)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22052
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22052
引用表記 一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室 2018 『一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財発掘調査報告書14:金廻芦谷平遺跡・越敷山古墳群(金廻地区)』一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室
一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室 2018 『金廻芦谷平遺跡・越敷山古墳群(金廻地区)』一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財発掘調査報告書14
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ファイル
書名 金廻芦谷平遺跡・越敷山古墳群(金廻地区)
発行(管理)機関 (一財)米子市文化財団 - 鳥取県
書名かな かなまわりあしやびらいせき・こしきさんこふんぐん(かなまわりちく)
副書名 一般国道181号(岸本バイパス)道路改良工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 14
編著者名
編集機関
一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室
発行機関
一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室
発行年月日 20180331
作成機関ID 31202
郵便番号 6830011
電話番号 0859260455
住所 鳥取県米子市福市281番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 金廻芦谷平遺跡・越敷山古墳群(金廻地区)
遺跡名かな かなまわりあしやびらいせき
本内順位
遺跡所在地 鳥取県西伯郡伯耆町金廻
所在地ふりがな とっとりけんさいはくぐんほうきちょうかなまわり
市町村コード 31390
遺跡番号 1-386
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352229
東経(世界測地系)度分秒 1332433
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.374722 133.409166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140414-20150330
調査面積(㎡)
4003
調査原因 道路改良工事
遺跡概要
種別
古墳
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
近代(細分不明)
主な遺構
落し穴
土坑
古墳
石棺墓
石蓋土壙墓
土壙墓
塹壕
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
石器
鉄製品
勾玉
管玉
小玉
ガラス玉
青銅鏡
人骨
特記事項 石棺内から仿製鏡が2面出土、塹壕跡を検出。
主な時代:縄文 弥生 古墳 近現代

遺跡名かな:かなまわりあしやびらいせき こしきさんこふんぐん
要約 金廻芦谷平遺跡は、越敷山から北に連なる尾根上に所在する。調査地内では縄文時代のものと推測される落し穴24基と弥生時代前期の土坑1基、時期不明の溝4条を確認した。また、アジア・太平洋戦争末期に本土決戦を想定して造られた塹壕を検出した。越敷山古墳群の調査では、71号墳、79号墳、80号墳の存在が既に知られており、今回新たに周溝を持つ小型古墳22基と周辺に所在する土壙墓12基、石棺墓1基、土器棺墓1基を新たに確認した。古墳群の時期は、前期後半から中期にかけて造営され、終末期に80号墳の築造をもって終結する。副葬品は、小型仿製鏡2面のほか、鉄製品、漆塗の櫛、玉類が見られたほか、2基の石棺から人骨が出土した。今回の調査により、越敷山79号墳の周辺に小規模な古墳が集中して造られていることと、小児用の埋葬施設の存在が明らかとなった。こうした点は、古墳時代中期においても家族墓的な墓制が存続したことを示していると考えられる。

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