奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41232 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132422 件
( 前年度比 + 1737 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147544 件
( 前年度比 + 2104 件 )
現在の文化財論文件数
120570 件
( 前年度比 + 1575 件 )
現在の文化財動画件数
1298 件
( 前年度比 + 114 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む
報告書種別一覧 > 史跡-発掘調査・分布調査・資料調査等 > 東谷風穴蚕種貯蔵所跡調査報告書

東谷風穴蚕種貯蔵所跡調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91668
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91668
引用表記 中之条町教育委員会 2021 『東谷風穴蚕種貯蔵所跡調査報告書』中之条町教育委員会
中之条町教育委員会 2021 『東谷風穴蚕種貯蔵所跡調査報告書』
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=義雄|last=飯島|first2=公夫|last2=田村|first3=幸夫|last3=須崎|first4=敬一|last4=村田|title=東谷風穴蚕種貯蔵所跡調査報告書|origdate=2021-03-30|date=2021-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/91668|location=群馬県吾妻郡中之条町大字伊勢町1005-1|ncid=BC14181921|doi=10.24484/sitereports.91668|volume=3}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 東谷風穴蚕種貯蔵所跡調査報告書
発行(管理)機関 中之条町 - 群馬県
書名かな あずまやふうけつさんしゅちょぞうしょあと ちょうさほうこくしょ
副書名 群馬県吾妻郡中之条町国指定史跡荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡
巻次 3
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
中之条町教育委員会
発行機関
中之条町教育委員会
発行年月日 20210330
作成機関ID 10421
郵便番号 3770423
電話番号 0279763111
住所 群馬県吾妻郡中之条町大字伊勢町1005-1
報告書種別
史跡-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 東谷風穴蚕種貯蔵所
遺跡名かな あずまやふうけつさんしゅちょぞうしょあと
本内順位
遺跡所在地 群馬県吾妻郡中之条町大字赤坂字行沢
所在地ふりがな ぐんまけんあがつまぐんなかのじょうまちおおあざあかさかあざなめざわ
市町村コード 10421
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 363802
東経(日本測地系)度分秒 1385239
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.637 138.8743
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200713-20201030
調査面積(㎡)
60
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
その他の生産遺跡
時代
明治
大正
昭和
主な遺構
風穴
主な遺物
特記事項
要約  本発掘調査では、史跡東谷風穴蚕種貯蔵所跡の主要な遺構である、1号風穴の内側に孕んだ西壁石積みの崩落を防ぐため、孕んだ部分に圧力のかかっている外側石積みと裏込め部の礫を、内側石積みと同一面になるまで解体し、搬出した。また、1号石積みの外側東部中央、外側西部の補強石積みから平坦面にかけて、さらに外側南部東西隅部のトレンチによる発掘調査を実施した。
 その結果、解体した石積みの礫の大きさの平均は、幅34cm、高さ30cm、控え(長さ)は43cm、重さ130kgであった。孕みの大きい中央部の積石の控えの長さは外側が32~60cm、平均42cmであるのに対し、内側の控えの長さは外側に対し半分程度の礫なども見られた。石積みに使用した礫の場所ごとの特徴を把握する必要性を示しているものと思われる。
 裏込め部出土の礫の土嚢220袋の内、約1割の20袋を抽出し、472点の礫の大きさと重量を計測した。大きさと重さの集中度と分散状況を見ると、3分割されそうに見え、石積み間を充填する裏込めだけではない介石等が含まれている可能性を示唆しているように思われる。
 また、蚕種貯蔵時代における石積みの外側にある種子貯蔵時代の盛土と補強石積みと、その内部の石積みの状況を把握するため、石積みの西側・東側でトレンチ調査を実施した。
 さらに、1号風穴の南側では、風穴の石積みとその南側に積まれた5号石積みとの関係を調査した。南西部の根石は地山である黄褐色土をわずかに根切りした一石で、南東隅部の礫は裏込め石の上にあった。この南側石積みと5号石積みとの間には、モルタルが打設され、西側は雨水が西部に導かれるように傾斜がつけられ、東部は平坦であった。
 1号風穴の外側東西の調査では、東側では種子搬出入路と補強石積みとの関係等、西側では蚕種貯蔵時代に形成されたと思われる平坦面を調査した。西側では大小の礫が出土したが、明確な配置とは認められなかった。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 336
ファイルダウンロード数 : 260

全国のイベント

外部出力