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中野遺跡第122地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132656
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132656
引用表記 埼玉県志木市教育委員会 2023 『志木市の文化財94:中野遺跡第122地点』埼玉県志木市教育委員会
埼玉県志木市教育委員会 2023 『中野遺跡第122地点』志木市の文化財94
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書名 中野遺跡第122地点
発行(管理)機関 志木市 - 埼玉県
書名かな なかのいせきだい122ちてん
副書名 埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 志木市の文化財
シリーズ番号 94
編著者名
編集機関
埼玉県志木市教育委員会
発行機関
埼玉県志木市教育委員会
発行年月日 20231031
作成機関ID 11228
郵便番号 3530002
電話番号 0484731111
住所 埼玉県志木市中宗岡1丁目1番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中野遺跡(第122地点)
遺跡名かな なかのいせき
本内順位 1
遺跡所在地 志木市柏町1丁目1483-13
所在地ふりがな しきしかしわちょう
市町村コード 11228
遺跡番号 09-002
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355005
東経(世界測地系)度分秒 1393425
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.834722 139.573611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220829-20221209
調査面積(㎡)
709.04
調査原因 分譲住宅建設及び道路新設工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
土坑10
ピット1
主な遺物
土器
特記事項
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
炭焼窯1
主な遺物
特記事項 市内初の炭焼窯(1号炭焼窯)を検出した。炭化物の自然科学分析の結果から奈良・平安時代と推定される。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
段切状遺構3
土坑57
ピット97
主な遺物
陶磁器
瓦製品
ガラス製品
鉄製品
銭貨
特記事項 767号土坑(767D)からは多量の炭化材・人骨片が検出され、炭化材の自然科学分析の結果から15世紀の火葬土坑と認められた。
要約  中野遺跡は、旧石器時代、縄文時代草創~晩期、弥生時代後期、古墳時代後期、奈良・平安時代、中・近世、近代に至る複合遺跡である。
 今回の第122地点では、縄文時代の土坑・ピット、奈良・平安時代の炭焼窯、中世以降の段切状遺構・土坑・ピットが検出された。特に炭焼窯(1号炭焼窯)の検出は市内初となり、製鉄関連遺跡への木炭供給が行われていたことをうかがわせるものである。また、767号土坑(767D)は火葬土坑であるが、大小2基のT字形土坑が入れ子状態で検出され、通常の火葬土坑とは異なる構造であった。

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