URL |
https://sitereports.nabunken.go.jp/139803
|
DOI 二次元コード |
|
DOI |
http://doi.org/10.24484/sitereports.139803
|
引用表記 |
2024 『千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編』
|
2024 『千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編』
|
wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book|和書|first=一久|last=大石|first2=裕介|last2=田中|first3=昌彦|last3=浅田|first4=薫|last4=粟田|first5=安生|last5=大野|first6=茂孝|last6=加藤|first7=憲章|last7=東|first8=哲秋|last8=分部|first9=和信|last9=佐伯|first10=敏行|last10=弦本|first11=雅樹|last11=片多|first12=佳恵|last12=近藤|first13=晃一|last13=後藤|first14=ひとみ|last14=浅野|first15=章雄|last15=谷川|title=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編|origdate=2024-03-31|date=2024-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139803|doi=10.24484/sitereports.139803}}
閉じる
|
ファイル |
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
|
書名 |
千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編 |
発行(管理)機関 |
諫早市
- 長崎県
|
書名かな |
ちぢわみげるふさいぼしょ だいいちじだいよじはっくつちょうさほうこくしょほうこくへんぶんせきこうさつへん |
副書名 |
|
巻次 |
|
シリーズ名 |
|
シリーズ番号 |
|
編著者名 |
|
編集機関 |
|
発行機関 |
|
発行年月日 |
20240331 |
作成機関ID |
|
郵便番号 |
|
電話番号 |
|
住所 |
|
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
埋蔵文化財(遺跡等)-その他
|
資料タイプ |
Research Paper |
発掘調査報告 |
掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外) |
所蔵大学(NCID) |
|
JP番号 |
|
他の電子リソース |
|
備考 |
|
所収論文 |
タイトル |
発掘調査の総括 |
英語タイトル |
|
著者 |
田中 裕介
|
ページ範囲 |
126 - 133
, 報告編
|
NAID |
|
都道府県 |
長崎県
|
時代 |
江戸
|
文化財種別 |
|
遺跡種別 |
墓
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
|
テーマ |
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=裕介|last=田中|contribution=発掘調査の総括|title=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編|date=2024-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139803|doi=10.24484/sitereports.139803}}
閉じる
|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
伊木力墓石を千々石ミゲル夫妻墓石とした論拠 |
英語タイトル |
|
著者 |
大石 一久
|
ページ範囲 |
1 - 31
, 分析考察編
|
NAID |
|
都道府県 |
長崎県
|
時代 |
江戸
|
文化財種別 |
|
遺跡種別 |
墓
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
文献史学
その他
|
テーマ |
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=一久|last=大石|contribution=伊木力墓石を千々石ミゲル夫妻墓石とした論拠|title=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編|date=2024-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139803|doi=10.24484/sitereports.139803}}
閉じる
|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
浅田家墓所 地中レーダー探査 テスト結果報告 |
英語タイトル |
|
著者 |
東 憲章
|
ページ範囲 |
32 - 35
, 分析考察編
|
NAID |
|
都道府県 |
長崎県
|
時代 |
江戸
|
文化財種別 |
|
遺跡種別 |
墓
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
文化財科学
|
テーマ |
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=憲章|last=東|contribution=浅田家墓所 地中レーダー探査 テスト結果報告|title=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編|date=2024-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139803|doi=10.24484/sitereports.139803}}
閉じる
|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
千々石ミゲル墓所発見 木棺の復元 |
英語タイトル |
|
著者 |
粟田 薫
|
ページ範囲 |
36 - 50
, 分析考察編
|
NAID |
|
都道府県 |
長崎県
|
時代 |
江戸
|
文化財種別 |
|
遺跡種別 |
墓
|
遺物(材質分類) |
木製品
金属器
|
学問種別 |
考古学
|
テーマ |
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=薫|last=粟田|contribution=千々石ミゲル墓所発見 木棺の復元|title=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編|date=2024-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139803|doi=10.24484/sitereports.139803}}
閉じる
|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
千々石ミゲル夫妻伊木力墓所出土人骨 |
英語タイトル |
|
著者 |
分部 哲秋
佐伯 和信
弦本 敏行
|
ページ範囲 |
51 - 57
, 分析考察編
|
NAID |
|
都道府県 |
長崎県
|
時代 |
江戸
|
文化財種別 |
|
遺跡種別 |
墓
|
遺物(材質分類) |
骨・歯・角製品
その他
|
学問種別 |
人類学
|
テーマ |
素材分析
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=哲秋|last=分部|first2=和信|last2=佐伯|first3=敏行|last3=弦本|contribution=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所出土人骨|title=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編|date=2024-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139803|doi=10.24484/sitereports.139803}}
閉じる
|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
千々石ミゲル夫妻伊木力墓所出土品の科学的調査 |
英語タイトル |
|
著者 |
片多 雅樹
近藤 佳恵
|
ページ範囲 |
58 - 67
, 分析考察編
|
NAID |
|
都道府県 |
長崎県
|
時代 |
江戸
|
文化財種別 |
|
遺跡種別 |
墓
|
遺物(材質分類) |
金属器
繊維製品(紙含む)
ガラス
その他
|
学問種別 |
文化財科学
|
テーマ |
素材分析
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=雅樹|last=片多|first2=佳恵|last2=近藤|contribution=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所出土品の科学的調査|title=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編|date=2024-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139803|doi=10.24484/sitereports.139803}}
閉じる
|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
千々石ミゲル夫妻墓所出土遺物について |
英語タイトル |
|
著者 |
後藤 晃一
|
ページ範囲 |
68 - 76
, 分析考察編
|
NAID |
|
都道府県 |
長崎県
|
時代 |
江戸
|
文化財種別 |
|
遺跡種別 |
墓
|
遺物(材質分類) |
ガラス
|
学問種別 |
考古学
|
テーマ |
文化系統
資料紹介
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=晃一|last=後藤|contribution=千々石ミゲル夫妻墓所出土遺物について|title=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編|date=2024-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139803|doi=10.24484/sitereports.139803}}
閉じる
|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
千々石ミゲル夫妻伊木力墓所出土ガラス製品に関する一考察 |
英語タイトル |
|
著者 |
浅野 ひとみ
|
ページ範囲 |
77 - 87
|
NAID |
|
都道府県 |
長崎県
|
時代 |
江戸
|
文化財種別 |
|
遺跡種別 |
墓
|
遺物(材質分類) |
ガラス
|
学問種別 |
美術史
|
テーマ |
文化系統
資料紹介
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=ひとみ|last=浅野|contribution=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所出土ガラス製品に関する一考察|title=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編|date=2024-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139803|doi=10.24484/sitereports.139803}}
閉じる
|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
錠をかけた埋葬についての覚書再録 |
英語タイトル |
|
著者 |
田中 裕介
|
ページ範囲 |
88 - 92
, 分析考察編
|
NAID |
|
都道府県 |
長崎県
|
時代 |
江戸
|
文化財種別 |
|
遺跡種別 |
墓
|
遺物(材質分類) |
金属器
|
学問種別 |
考古学
|
テーマ |
技法・技術
編年
文化系統
資料紹介
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=裕介|last=田中|contribution=錠をかけた埋葬についての覚書再録|title=千々石ミゲル夫妻伊木力墓所〔第1次-第4次〕発掘調査報告書 報告編・分析考察編|date=2024-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139803|doi=10.24484/sitereports.139803}}
閉じる
|
抄録(内容要約) |
|
|
所収遺跡 |
遺跡名 |
千々石ミゲル墓所推定地 |
遺跡名かな |
ちぢわみげるぼしょすいていち |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
長崎県諫早市多良見町山川内字ケンノ木59 |
所在地ふりがな |
ながさきけんいさはやしたらみちょうやまかわちあざけんのき59 |
市町村コード |
422045 |
遺跡番号 |
722204-259 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
325040 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1295527 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
32.844444 129.924166
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20140915-20140921
20160906-20160914
20170820-20170919
20210823-20210927
|
調査面積(㎡) |
61
|
調査原因 |
|
遺跡概要 |
種別 |
墓
|
時代 |
江戸
|
主な遺構 |
石槨木棺墓
直葬木棺墓
墓石
|
主な遺物 |
玉類
ガラス板片
長持金具
釘
人骨
|
特記事項 |
仏式の墓にキリシタン遺物が副葬 |
|
|
要約 |
千々石ミゲル夫妻伊木力墓所(文化財保護法による登録名称は「千々石ミゲル墓所推定地」)においてミゲル夫妻の戒 名を刻んだ墓石の下部から2基の埋葬施設が検出された。北側の1号墓を詳細に調査したところ、石槨のなかに長持 を転用した木棺が納められており、頭部を西に向けて南を向いた側臥屈葬の姿勢で埋葬された女性の人骨が検出され た。さらにその胸部付近からは玉類、ガラス板片、繊維片などが出土し、キリシタンの信仰物を副葬していたことが 判明した。ミゲルの妻の墓と推定されるとともに、潜伏キリシタンの墓制の貴重な資料である。続いて南側の2号墓 の詳細な調査で、1号墓と同様、頭部を西に向けて南を向いた側臥屈葬の姿勢で、木棺直葬によって埋葬された男性 の人骨が検出され、ミゲル本人の墓と推定されている。さらに墓所創建当時の墓石位置、「地鎮」遺構、墓石と埋葬施 設の層序等が確認された。 1630年代の近世初頭の上級階層の墓制の事例としても貴重である。 |