奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41246 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132428 件
( 前年度比 + 1743 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147554 件
( 前年度比 + 2114 件 )
現在の文化財論文件数
120575 件
( 前年度比 + 1580 件 )
現在の文化財動画件数
1298 件
( 前年度比 + 114 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

北畑南遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139771
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139771
引用表記 山梨県埋蔵文化財センター 2024 『山梨県埋蔵文化財センター調査報告書344:北畑南遺跡』山梨県観光文化・スポーツ部 山梨県県土整備部
山梨県埋蔵文化財センター 2024 『北畑南遺跡』山梨県埋蔵文化財センター調査報告書344
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=晋祐|last=熊谷|first2=学|last2=植月|first3=|last3=パリノ・サーヴェイ株式会社|title=北畑南遺跡|origdate=2024-03-26|date=2024-03-26|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139771|location=山梨県甲府市下曽根町923|ncid=BD06378702|doi=10.24484/sitereports.139771|series=山梨県埋蔵文化財センター調査報告書|volume=344}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 北畑南遺跡
発行(管理)機関 山梨県埋蔵文化財センター - 山梨県
書名かな きたばたみなみいせき
副書名 新山梨環状道路東部区間Ⅱ期建設工事に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 山梨県埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 344
編著者名
編集機関
山梨県埋蔵文化財センター
発行機関
山梨県観光文化・スポーツ部 山梨県県土整備部
発行年月日 20240326
作成機関ID 192015
郵便番号 4001508
電話番号 0552663016
住所 山梨県甲府市下曽根町923
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 北畑南遺跡
遺跡名かな きたばたみなみいせき
本内順位
遺跡所在地 山梨県笛吹市石和町東油川
所在地ふりがな やまなしけんふえふきしいさわちょうひがしあぶらかわ
市町村コード 192112
遺跡番号 62
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353703.97
東経(世界測地系)度分秒 1383548.25
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.617769 138.596736
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20201021-20201028
20201111-20210331
調査面積(㎡)
345
670
調査原因 道路
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
平安
室町
主な遺構
竪穴建物跡
溝状遺構
祭祀遺構
建物跡
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
鉄製品
動物骨
土師質土器
陶磁器
木製品
古銭
特記事項 地表下約4~5mに位置する。
古墳時代の祭祀遺構は約100個体の土器集積を主体とするもので、周辺及び土器内より臼玉、金属製品なども出土。
種別
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項
要約  北畑南遺跡は、新山梨環状道路東部区間の建設工事に伴う試掘調査により新たに周知されるようになった遺跡である。遺跡は、古墳時代、平安時代、中世の生活面は現地表下の約4mに位置し、大深度での発掘調査となった。遺跡の保護を要する範囲の確定するための確認調査を行った後、法面を大きく取り本調査を行った。
 古墳時代の生活面からは、古墳時代前期~中期の竪穴建物跡8軒、溝2条、土器集積による祭祀遺構1基が確認された。遺構の検出は困難を極め、建物跡としての根拠に乏しいものは本文に掲載した。祭祀遺構は高坏や小型丸底壺、大型の壺、甕などを3か所に集積するもので、時期は古墳時代中期前葉に比定できる。土器内や周辺の土壌には、計48個の臼玉や、袋状鉄斧・刀子などの鉄製品が含まれていた。このほか、県内では事例の少ない古墳時代中期初頭の竪穴建物跡もあり、今後の古墳時代土器研究に寄与されるものである。
 平安時代の生活面からは、調査区の端に9世紀第2四半期頃の竪穴建物跡が1軒検出されたほか、井戸の可能性がある土坑とそれに取り付く溝状遺構が確認された。
 中世の生活面からは、溝状遺構14条、土坑2基が見つかり、出土遺物から15世紀代の所産と思われる。本遺跡周辺では、中世豪族油川氏が活躍しており、本遺跡はその勢力基盤の範囲に収まるもので、有意な関係性が見出せるかもしれない。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 252
ファイルダウンロード数 : 105

全国のイベント

外部出力