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発行機関一覧 (都道府県別) > 沖縄県 > 宜野湾市 > 西普天間住宅地区埋蔵文化財発掘調査報告書2

西普天間住宅地区埋蔵文化財発掘調査報告書2

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139658
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139658
引用表記 沖縄県宜野湾市教育委員会 2024 『宜野湾市文化財調査報告書第64集:西普天間住宅地区埋蔵文化財発掘調査報告書2』沖縄県宜野湾市教育委員会
沖縄県宜野湾市教育委員会 2024 『西普天間住宅地区埋蔵文化財発掘調査報告書2』宜野湾市文化財調査報告書第64集
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書名 西普天間住宅地区埋蔵文化財発掘調査報告書2
発行(管理)機関 宜野湾市 - 沖縄県
書名かな にしふてんまじゅうたくちくまいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこくしょ2
副書名 -喜友名山川原第八遺跡、喜友名山川原第九遺跡、喜友名山川原第十遺跡-
巻次
シリーズ名 宜野湾市文化財調査報告書
シリーズ番号 第64集
編著者名
編集機関
沖縄県宜野湾市教育委員会
発行機関
沖縄県宜野湾市教育委員会
発行年月日 20240329
作成機関ID 472051
郵便番号 9012203
電話番号 0988934430
住所 沖縄県宜野湾市野嵩1丁目1番2号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 喜友名山川原第八遺跡
遺跡名かな きゆなやまがーばるだいはちいせき
本内順位 1
遺跡所在地 沖縄県宜野湾市字喜友名
所在地ふりがな おきなわけんぎのわんしあざきゆな
市町村コード 472051
遺跡番号 335
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261725
東経(世界測地系)度分秒 1274559
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.290277 127.766388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160628-20161222
調査面積(㎡)
2281
調査原因 支障除去措置(不発弾経層探査)
遺跡概要
種別
集落
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
グスク
主な遺構
ピット
土坑
溝状遺構
炉跡
主な遺物
土器
石器
白磁
青磁
染付
褐釉陶器
沖縄産陶器
金属製品
特記事項
遺跡名 喜友名山川原第九遺跡
遺跡名かな きゆなやまがーばるだいきゅういせき
本内順位 2
遺跡所在地 沖縄県宜野湾市字喜友名
所在地ふりがな おきなわけんぎのわんしあざきゆな
市町村コード 472051
遺跡番号 336
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261721
東経(世界測地系)度分秒 1274554
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.289166 127.765
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170601-20171128
調査面積(㎡)
1390
調査原因 支障除去措置(不発弾経層探査)
遺跡概要
種別
集落
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
沖縄貝塚
グスク
主な遺構
ピット
土坑
溝状遺構
主な遺物
土器
石器
白磁
青磁
染付
褐釉陶器
沖縄産陶器
金属製品
特記事項
遺跡名 喜友名山川原第十遺跡
遺跡名かな きゆなやまばーばるだいじゅういせき
本内順位 3
遺跡所在地 沖縄県宜野湾市字喜友名
所在地ふりがな おきなわけんぎのわんしあざきゆな
市町村コード 472051
遺跡番号 337
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261719
東経(世界測地系)度分秒 1274559
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.288611 127.766388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170529-20170728
調査面積(㎡)
430
調査原因 支障除去措置(不発弾経層探査)
遺跡概要
種別
時代
近代(細分不明)
主な遺構
石段遺構
石積遺構
集石土坑
暗渠遺構
溝状遺構
主な遺物
青磁
青花
沖縄産陶器
本土産磁器
銭貨
ガラス製品
蔵骨器
特記事項
要約  本報告は平成27年3月末にキャンプ瑞慶覧から返還された西普天間住宅地区において、沖縄防衛局による支障除去措置に伴い、平成28から29年度に実施した緊急発掘調査の成果報告である。
 喜友名山川原第八遺跡ではグスク時代に相当するピットが500基近く確認され、少なくとも掘立柱建物が5棟(母屋4、倉庫1)あったことが想定されている。そのほか、炉跡や溝状遺構も検出されており、同時代の遺物(グスク土器、カムィヤキ、中国産陶磁器)も出土した。特に四本柱建物跡(倉庫)は、母屋と思われる掘立柱建物群からやや離れた場所に配置されており、集落の様相を知ることのできる成果が得られた。
 喜友名山川原第九遺跡は、標高50m程の石灰岩丘陵縁辺に位置し、伊波・荻堂式土器や室川式土器などの縄文後期~晩期相当の土器が出土している。遺跡からは住居址等と思われる方形状の落込みが6基(一部重複)検出され、縄文後期~晩期頃の集落遺跡であることが判明した。また、遺跡の北側崖下には喜友名山川原第Ⅴ遺跡があり、過年度の調査成果を見る限り、同時期の貝塚としての様相を呈している。当該地区における縄文時代の遺跡としては唯一複数の竪穴遺構が確認されており、近隣に分布する同時期の集落跡と関連して貴重な資料となっている。
 喜友名山川原第十遺跡は、近代以降に築造されたと思われる古墓で、墓庭に接して墓外に暗渠を設けるなど特異な形態を呈している。しかし、墓の天井部や墓口などの大部分が米軍の造成や埋設管設置によって消失していることが判明した。

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