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首里城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21918
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21918
引用表記 沖縄県立埋蔵文化財センター 2013 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書68:首里城跡』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2013 『首里城跡』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書68
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書名 首里城跡
発行(管理)機関 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
書名かな しゅりじょうあと
副書名 淑順門西地区・奉神門埋甕地区発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 68
編著者名
編集機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20130329
作成機関ID 470007
郵便番号 9030125
電話番号 0988358752
住所 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
NCID:BB13403521はCD-ROM版
所収論文
所収遺跡
遺跡名 首里城跡淑順門西地区
遺跡名かな しゅりじょうあと
本内順位
遺跡所在地 沖縄県那覇市首里当蔵町3丁目1番
所在地ふりがな おきなわけんなはししゅりとうのくらちょう3ちょうめ1ばん
市町村コード 47201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261302
東経(世界測地系)度分秒 1274310
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.217222 127.719444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100901-20110225
調査面積(㎡)
180
調査原因 国営沖縄記念公園(首里城地区)整備に伴う遺構確認調査
遺跡概要
種別
城館
時代
グスク
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
石積み19
石敷1
造成土
遺物包含層
主な遺物
中国
ベトナム
タイ
韓半島
本土産陶磁器
土器
沖縄産陶器
金属製品
銭貨
骨製品
石製品
ガラス玉
瓦(明朝系
大和系
高麗系)
漆喰
特記事項 首里城跡で最も古い13世紀後半~14世紀初頭の遺物包含層の確認
遺跡名 首里城跡奉神門埋甕地区
遺跡名かな しゅりじょうあと
本内順位
遺跡所在地 沖縄県那覇市首里当蔵町3丁目1番
所在地ふりがな おきなわけんなはししゅりとうのくらちょう3ちょうめ1ばん
市町村コード 47201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261301
東経(世界測地系)度分秒 1274308
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.216944 127.718888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100921-20101029
調査面積(㎡)
5
調査原因 国営沖縄記念公園(首里城地区)整備に伴う遺構確認調査
遺跡概要
種別
城館
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
埋甕1
石敷1
下層石積み
主な遺物
中国産
ベトナム産
本土産陶磁器
沖縄産陶器
銭貨
石製品
ガラス玉
特記事項 埋甕は1754年の奉神門改修時に据えられた可能性
要約  淑順門西地区では、淑順門西側城壁の復元整備のために遺構確認調査を行った。 その結果、
戦前まであった内郭城壁(石積み1・4)を検出することができた。 この城壁は、層序の検討により15世紀後半以降に造られたものと考えられる。なお、城壁下層の層序は、13世紀後半~14世紀初頭、14世紀後半、 14世紀末~15世紀前半、15世紀中葉の遺物包含層もしくは造成層を確認した。 内郭城壁より古い遺構 として、 14世紀後半~15世紀前半の間と考えられる石積み5・9・10を確認した。13世紀後半~14世紀初頭の層序では、 遺構は確認できなかったが、 現時点で首里城跡で最も古い遺物包含層である。近世の遺構としては、 弧状プランの石積み13を確認した。それを覆う造成層の一部である瓦だまり層では、 近世瓦の中で灰色系から赤色系への移行する瓦が、 喜名窯で生産された瓦と共伴することが明らかにできた。近代の遺構としては、 埋甕遺構を備えた礎石建物跡を確認し、古絵図などで厠跡とされているものの可能性が高い。
 奉神門埋甕地区では、埋甕の復元整備のために遺構確認調査を行った 。その結果、 埋甕は
周囲に敷かれた石敷ともに据えられたことが分かり、 その時期は17~18世紀の陶磁器と寛永鉄
銭や乾隆通寶が出土したことから、 文献史料で記載される1754年の奉神門改修に相当するも
のと考えられる。

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