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出水貝塚

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72309
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72309
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2020 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書201:出水貝塚』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2020 『出水貝塚』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書201
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書名 出水貝塚
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな いずみかいづか
副書名 県内遺跡発掘調査等事業に伴う河口貞徳コレクション発掘調査報告書 ; 3
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 201
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20200300
作成機関ID
郵便番号 899-4318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 出水貝塚
遺跡名かな いずみかいづか
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県 出水市 中央町
所在地ふりがな かごしまけんいずみしちゅうおうちょう
市町村コード 46208
遺跡番号 208-1
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 320510
東経(世界測地系)度分秒 1302044
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 32.086111 130.345555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19531220-19531221
19540721-19540806
調査面積(㎡)
6
調査原因 試掘調査,記録保存調査
遺跡概要
種別
貝塚
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
押型文土器
並木式土器
阿高式土器
南福寺式土器
出水式土器
市来式土器
磨消縄文土器
剥片石器
貝類
貝輪
骨製品
特記事項
要約 出水貝塚は,鹿児島県出水市の出水扇状地端部に位置する,縄文時代早期から後期の遺跡である。出水市教育委員会の調査時には中世山城遺構も確認されている。
 本貝塚は,1920年に初めて存在が認知され,1950年代に故河口貞徳氏を中心として試掘調査及び発掘調査が行われている。本貝塚が標式遺跡となる出水式土器は,縄文時代後期初頭に位置づけられている。貝層の上層から市来式土器・出水式土器等の縄文後期土器,下層から南福寺式土器・阿高式土器等の縄文中期土器,下層の黒色土層からは縄文早期の押型文土器が出土しており,縄文早期から後期土器の層位的な出土状況及び相対関係が把握できる重要な遺跡である。また,保存状態が良好な仰臥屈葬の人骨も出土している。河口氏の調査では阿高式を伴っていることから縄文中期、平成の調査では南福寺式土器を伴っていることから縄文後期初頭の埋葬人骨と考えられる。南部九州の縄文人の形質を明らかにするうえで貴重な資料である。

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