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戸原寺田遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131517
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131517
引用表記 粕屋町教育委員会 2023 『粕屋町文化財調査報告書60:戸原寺田遺跡』粕屋町教育院会
粕屋町教育委員会 2023 『戸原寺田遺跡』粕屋町文化財調査報告書60
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書名 戸原寺田遺跡
発行(管理)機関 粕屋町 - 福岡県
書名かな とばらてらだいせき
副書名 福岡県糟屋郡粕屋町戸原東所在遺跡の調査
巻次 第2地点
シリーズ名 粕屋町文化財調査報告書
シリーズ番号 60
編著者名
編集機関
粕屋町教育委員会
発行機関
粕屋町教育院会
発行年月日 20230331
作成機関ID 403491
郵便番号 8112314
電話番号 0929392984
住所 福岡県糟屋郡粕屋町若宮1-1-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 戸原寺田遺跡第2地点
遺跡名かな とばらてらだいせき
本内順位
遺跡所在地 福岡県糟屋郡粕屋町戸原東二丁目97-2ほか
所在地ふりがな ふくおかけんかすやぐんかすやまちとばらひがし
市町村コード 403491
遺跡番号 280101
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333719
東経(世界測地系)度分秒 1302834
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.621944 130.476111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200601-20201218
調査面積(㎡)
1379.7
調査原因 特別擁護老人ホーム
遺跡概要
種別
集落
官衙
時代
縄文
弥生
古墳
飛鳥白鳳
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
溝状遺構
不定形土坑
運河
埠頭遺構
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
赤焼土器
軟質土器
陶質土器
新羅土器
丸木舟
木器
鉄滓
動物依存体
特記事項 A.D.5C〜A.D.6Cの地盤補強を行った運河、古墳時代後期の埠頭遺構、排水溝を伴う竪穴建物検出。
B.C.8C〜B.C.5Cの丸木舟、地機部材、鉄と銅それぞれの鍛治を行った鉄滓、陶質土器・新羅土器等渡来系遺物出土。
要約 調査では、竪穴建物(SC)4棟、掘立柱建物(SB)6棟、溝状遺構(SD)13条、不定形土坑(SX)4基を検出。
遺物は縄文土器、弥生土器、土師器、須恵器をはじめ、木製品や鉄滓、動物依存体を検出し、B.C.8C〜B.C.5Cの丸木舟の出土が見られる。
特筆すべき成果として、A.D.5C〜A.D.6Cの地盤補強を行った運河(SD14)、古墳時代後期の埠頭遺構(SX3)を検出し、排水溝を伴う渡来系の竪穴建物(SC1)、陶質土器、新羅土器等の半島系土器も遺跡内で確認される。また、地機の部材、鉄と銅それぞれの鍛治を行った鉄滓が出土し、手工業集団の存在が伺われる。
遺物や放射性年代測定により示される主要な遺跡の時代は5世紀から7世紀初頭であり、磐井の乱前後の時代と重なる遺跡である。

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