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発行機関一覧 (都道府県別) > 大阪府 > 大阪府文化財センター > 東大阪市所在巨摩・若江北遺跡発掘調査報告書-第5次-

東大阪市所在巨摩・若江北遺跡発掘調査報告書-第5次-

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/30495
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.30495
引用表記 財団法人大阪府文化財調査研究センター 1996 『財団法人大阪府文化財調査研究センター調査報告書15:東大阪市所在巨摩・若江北遺跡発掘調査報告書-第5次-』財団法人大阪府文化財調査研究センター
財団法人大阪府文化財調査研究センター 1996 『東大阪市所在巨摩・若江北遺跡発掘調査報告書-第5次-』財団法人大阪府文化財調査研究センター調査報告書15
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書名 東大阪市所在巨摩・若江北遺跡発掘調査報告書-第5次-
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ひがしおおさかししょざいこま・わかえきたいせきはっくつちょうさほうこくしょだいごじ
副書名 都市計画道路大阪中央環状線巨摩橋交差点南行車線跨道橋建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 財団法人大阪府文化財調査研究センター調査報告書
シリーズ番号 15
編著者名
編集機関
財団法人大阪府文化財調査研究センター
発行機関
財団法人大阪府文化財調査研究センター
発行年月日 19960930
作成機関ID
郵便番号 536
電話番号 069346651
住所 大阪府大阪市城東区蒲生2-11-3 小森ビル4階
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 河内潟における遠賀川系土器の始源 若江北遺跡第5次調査の成果から
英語タイトル
著者
三好 孝一
ページ範囲 126 - 140
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 巨摩遺跡
遺跡名かな こまいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府東大阪市若江西新町
所在地ふりがな おおさかふひがしおおさかしわかえにししんまち
市町村コード 27227
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 343921
東経(日本測地系)度分秒 1353643
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.6591 135.6091
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19950825-19960325
調査面積(㎡)
1171.8
調査原因 都市計画道路大阪中央環状線巨摩橋交差点南行車線跨道橋建設工事に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
田畑
その他
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
特記事項
種別
田畑
時代
弥生
主な遺構
井戸
土坑
主な遺物
土器
石器
特記事項 種別:生産(水田)

主な時代:弥生期 後期
種別
その他
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
埴輪
銅芯銀張耳環
特記事項 主な時代:古墳前期 後期
種別
その他
時代
奈良
平安
主な遺構
主な遺物
銅製鉈尾
緑釉陶器
特記事項
種別
城館
時代
鎌倉
室町
主な遺構
井戸
土坑
主な遺物
土器類
貨幣
骨製笄
輸入陶磁器
ハバキ
滑石製石鍋
特記事項 堀は若江城に関連するものと考えられる。
種別
集落
時代
江戸
主な遺構
主な遺物
寛永通寳
銅銭
鉄銭
特記事項
遺跡名 若江北遺跡
遺跡名かな わかえきたいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府東大阪市若江西新町
所在地ふりがな おおさかふひがしおおさかしわかえにししんまち
市町村コード 27227
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 343956
東経(日本測地系)度分秒 1353643
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.6688 135.6091
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19950825-19960325
調査面積(㎡)
1590.8
調査原因 都市計画道路大阪中央環状線巨摩橋交差点南行車線跨道橋建設工事に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居
掘立柱建物
土坑
主な遺物
氷1式併行期のものを含む土器類・溶解発泡した焼土塊
筋砥石
石庖丁
石錐
特記事項 主な時代:弥生前期
種別
田畑
時代
弥生
主な遺構
土坑
水田
主な遺物
土器
石器類
特記事項 種別:生産

主な時代:弥生中期
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
平地住居
主な遺物
土器
特記事項 弥生時代後期の平地式住居は周堤をめぐらすもので土屋根を葺いていた可能性が高い。弥生時代前期の土器は近畿地方最古段階に位置づけられるまとまった資料。

主な時代:弥生後期
種別
時代
弥生
古墳
主な遺構
周溝墓
主な遺物
土器
特記事項 主な時代:弥生後期 古墳前期
種別
その他
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
土器
特記事項 主な時代:古墳中期 後期
種別
その他
時代
奈良
室町
主な遺構
主な遺物
土器
特記事項
要約  大阪中央環状線と府道との平面交差を解消するため、先般実施した北行車線部分の第4次調査に引き続き、南行車線部分の調査を実施した。遺跡は河内平野の中央部に位置することから、地表下3.6mまで掘り下げ、縄文時代晩期から江戸時代にかけての遺構・遺物を検出した。最下面から、年代測定によって縄文時代晩期以前と考えられる溝を検出した。当時大阪湾が大きく入り組んでいた頃の様子を知る手がかりが得られた。
 その後弥生時代前期前半の遺物が、掘立柱建物や竪穴建物とともに出土した。さらに氷Ⅰ式併行段階の土器や筋砥石といった遺物も注目される。中期になると一帯は耕地化したようで、弥生時代後期から古墳時代にかけても同様であった。
 古代の包含層から帯金具が出土し、中世以降は井戸のような掘削深度の深い遺構のみを検出した。度重なる人為的な地形改変の影響であろう。

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