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石谷遺跡・石谷1号墳発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139021
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139021
引用表記 三重県埋蔵文化財センター 2024 『三重県埋蔵文化財センター417:石谷遺跡・石谷1号墳発掘調査報告』三重県埋蔵文化財センター
三重県埋蔵文化財センター 2024 『石谷遺跡・石谷1号墳発掘調査報告』三重県埋蔵文化財センター417
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書名 石谷遺跡・石谷1号墳発掘調査報告
発行(管理)機関 三重県埋蔵文化財センター - 三重県
有償頒布・配布ページ https://dps-ec.com/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな いしだにいせき・いしだに1ごうふんはっくつちょうさほうこく
副書名
巻次
シリーズ名 三重県埋蔵文化財センター
シリーズ番号 417
編著者名
編集機関
三重県埋蔵文化財センター
発行機関
三重県埋蔵文化財センター
発行年月日 20240306
作成機関ID 24000
郵便番号 5150325
電話番号 0596521732
住所 三重県多気郡明和町竹川503
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 石谷遺跡・石谷1号墳
遺跡名かな いしだにいせき・いしだに1ごうふん
本内順位
遺跡所在地 伊賀市中村
所在地ふりがな いがしなかむら
市町村コード 24216
遺跡番号 385・89
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344527
東経(世界測地系)度分秒 1361355
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.7575 136.231944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210527-20211008
調査面積(㎡)
394
調査原因 令和3年度石谷の1通常砂防事業
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
横穴式石室
主な遺物
土師器
須恵器
鉄器
耳環
土玉
陶磁器
銃弾
特記事項 鉄地錫張馬具が出土
要約  石谷古墳群は伊賀市東部の西教山から南北に延びる山塊の西側斜面に形成された小谷筋沿いに展開する古墳群の1つである。今回調査した石谷1号墳は当古墳群の北西端に位置し、服部川に流れ込む小渓流によって形成された谷地形の北側斜面に立地する。調査前の状況は墳丘の南半の大部分が破壊されており、半月状に残った墳丘と天井石と思われる石材の露出が確認できた。
 県営砂防事業(通常砂防事業 石谷の1)に伴う発掘調査の結果、明瞭な周溝は確認できなかったものの、地山の落ち込みなどから直径14m前後の円墳に復元できた。埋葬施設は羨道と玄室の南半は破壊されていたものの全長9m前後の横穴式石室と考えられる。石室内には敷石と排水溝が設けられ、敷石上や排水溝内から多くの遺物が出土した。
 敷石上からは須恵器・土師器などの土器類、鉄刀や馬具、耳環といった金属製品のほか、土製丸玉が出土した。排水溝内や埋土からも同様に須恵器・土師器・鉄器が出土した。土器類は6世紀末から7世紀前半の時代が与えられ、複数回に渡る埋葬行為が想定される。
 石谷遺跡からは近世から近代の遺物が表土より出土し、陶磁器の他に三八式実包などを確認した。

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