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No.22遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132385
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132385
引用表記 公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター 2023 『東京都埋蔵文化財センター調査報告378:No.22遺跡』公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター 2023 『No.22遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告378
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書名 No.22遺跡
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな なんばー22いせき
副書名 小金井本町住宅建替事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 378
編著者名
編集機関
公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
発行年月日 20230929
作成機関ID 13224
郵便番号 2060033
電話番号 0423748044
住所 東京都多摩市落合一丁目14 番2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小金井市No.22遺跡
遺跡名かな こがねいしなんばー22いせき
本内順位
遺跡所在地 東京都小金井市本町四丁目7番地内
所在地ふりがな とうきょうとこがねいしほんちょうよんちょうめ7ばんちない
市町村コード 132101
遺跡番号 022
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354231
東経(世界測地系)度分秒 1393005
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.708611 139.501388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220601-20221130
調査面積(㎡)
995
調査原因 小金井本町住宅建替事業に伴う調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
土坑2
集石1
主な遺物
土器(前期・中期)
石器
特記事項 仙川上流域における縄文時代遺構の検出
種別
散布地
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
溝状遺構55
ピット10
焼土跡1
主な遺物
陶磁器
ガラス製品
煉瓦
特記事項 宝永火山灰を含む溝の検出、村境界道に関連する遺構の検出、近世の土地利用状況
要約  本遺跡は武蔵野台地の武蔵野面上、仙川の源流域に立地し、小金井市本町四丁目 7 番地内、東京都住宅供給公社小金井本町住宅敷地内に所在する。調査地点は仙川の谷間にあたる。仙川は多摩川の名残川で、約 2 万 6 千年~ 2 万 2 千年前には水量が減少し、谷の埋積が始まった。埋積が進んだ以降も、地下水等による長期的な水の影響を受けており、比較的低湿な環境であったと推測される。
 本調査では縄文時代の土坑や集石、土器、石器と、近世および近代の溝状遺構、ピット、陶磁器類などが確認された。縄文時代の遺物は全て同層位から検出され、縄文時代前期後半(諸磯 c 式)と中期後葉(加曽利 E 式)の異なる土器がまとまって出土したことから、遺物は谷上から二次堆積によってもたらされた可能性が高い。よって谷上の縁辺部や平坦部にも遺跡範囲が広がることが推測される。
 近世および近代の遺構については、大半が畝間溝で、一部に旧道に関連する溝状遺構が確認された。畝間溝の一部からは宝永 4 年(1707)の富士山噴火の際の火山灰が検出され、元禄 9年(1696)頃の小金井村分水の設置後、間もなく耕作地として使用されていたことが分かった。また明治 8 年(1875)「貫井村全図」記載の「小金井村境界通」に平行・隣接する溝も検出され、区画溝や境堀など、村境あるいは境界道に関連する遺構と思われる。

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