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堀越甲真木B遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23026
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23026
引用表記 前橋市教育委員会 2018 『堀越甲真木B遺跡』前橋市教育委員会
前橋市教育委員会 2018 『堀越甲真木B遺跡』
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=豊|last=前原|first2=良一|last2=諸星|title=堀越甲真木B遺跡|origdate=2018-09-25|date=2018-09-25|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/23026|location=群馬県前橋市総社町三丁目11-4|doi=10.24484/sitereports.23026|volume=旧石器時代編}} 閉じる
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書名 堀越甲真木B遺跡
発行(管理)機関 前橋市 - 群馬県
有償頒布・配布ページ https://www.city.maebashi.gunma.jp/soshiki/kyoiku/bunkazaihogo/gyomu/3/1/5096.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ほりこしこうまぎびいいせき
副書名
巻次 旧石器時代編
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
前橋市教育委員会
発行機関
前橋市教育委員会
発行年月日 20180925
作成機関ID 10201
郵便番号 3710853
電話番号 0272806511
住所 群馬県前橋市総社町三丁目11-4
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 堀越甲真木B遺跡
遺跡名かな ほりこしこうまぎびいいせき
本内順位
遺跡所在地 群馬県前橋市堀越町529-1、529-9、530-2
所在地ふりがな ぐんまけんまえばししほりこしまち529-1、529-9、530-2
市町村コード 102016
遺跡番号 0190
北緯(日本測地系)度分秒 362459
東経(日本測地系)度分秒 1390843
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.4195 139.1421
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000810-20001118
調査面積(㎡)
830
調査原因 駐車場代替地造成
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
文化層(11ヶ所の遺物集中地点を検出)
主な遺物
礫片8点
礫15点
石器1680点
(ナイフ31点
台形石器4点
スクレーパー9点
鋸歯縁石器5点
抉入石器15点
彫刻刀1点
錐1点
石刃82点
石核31点
楔形石器1点
両極石核1点
敲石8点
台石1点
磨石1点等)
特記事項 主な遺構:文化層(11ヶ所の遺物集中地点を検出)
主な遺物:総計1,703点(石器1,680点、礫15点、礫片8点)。
主要な石器は、ナイフ31点、台形石器4点、スクレーパー9点、鋸歯縁石器5点、抉入石器15点、彫刻刀1点、錐1点、石刃82点、石核31点、楔形石器1点、両極石核1点、敲石8点、台石1点、磨石1点等
姶良Tn火山灰直上から群馬編年Ⅱ期中葉段階の黒曜石と黒色安山岩、黒色頁岩を主体とする石器群が検出された。黒曜石は信州産が主体で現状では県内最多の出土量(1,683.9g)を誇る。
種別:遺物包含地
要約  堀越甲真木B遺跡は、赤城山南麓の南向きの標高165m前後の舌状台地に位置し、ナイフ形石器や台形石器、スクレーパー類などを主要利器として、石刃技術を剥片生産技術の技術基盤に持つ石器群で、11ヶ所の石器集中区を形成しており、接合関係のあり方から、複数回の占有の可能性があり、一か所の集中区には炉跡が残されていた可能性がある。
 石器群は、黒曜石による石刃技術による石刃をナイフ形石器の主要石材として使用しながら、地元石材で石刃や剥片を生産し、石器群の技術構造の機能要件を維持し、チャート等を補完的に備え、ナイフ形石器を主体とした石器群を維持・運用する技術構造、システムの運用を基本とする。黒曜石を主要素材として石刃技術と石器技術の適用によりナイフ形石器や二次加工石器を生産する技術構造の石器群を「堀越甲真木B石刃技術石器群」として定義づけが可能と考え、さらに赤城山南麓遺跡群の特徴である黒色安山岩と黒色頁岩という地元石材を素材として、分割素材の石核使用で特徴づけられる石刃技術を「赤城山南麓型石刃技術」として地域的な技術として定義、位置づけが可能と考える。

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