二本松城跡
URL | https://sitereports.nabunken.go.jp/90459 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
引用表記 | 二本松市教育委員会 2020 『二本松市文化財調査報告書72:二本松城跡』二本松市教育委員会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
二本松市教育委員会 2020 『二本松城跡』二本松市文化財調査報告書72 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book ... 開く
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファイル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
書名 | 二本松城跡 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発行(管理)機関 | 二本松市 - 福島県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
書名かな | にほんまつじょうあと | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
副書名 | 発掘調査報告書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻次 | 32: 令和元年度 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ名 | 二本松市文化財調査報告書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ番号 | 72 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編著者名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編集機関 |
二本松市教育委員会
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発行機関 |
二本松市教育委員会
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発行年月日 | 20200330 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作成機関ID | 072109 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
郵便番号 | 9608601 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 0243562141 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 二本松市金色403-1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
資料タイプ | Research Paper | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発掘調査報告 | 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所蔵大学(NCID) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
JP番号 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
他の電子リソース |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所収論文 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所収遺跡 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
要約 | 二本松城は二本松藩丹羽氏の居城として営まれた近世城郭であるが、その前身は奥州管領として下向した畠山氏が築いた中世城館であるため中世と近世の城跡が同じ場所に営まれたことが当城跡の最大の特徴である。 今回調査した本丸南側中腹平場は、1T・2Tにおいては2時期の平場利用の痕跡を確認し、新しい平場は北側斜面の土砂崩落が発生していた状況が確認された。19世紀と考えられる陶器片が土砂崩落土から出土していることから、それ以降に造られた平場であると考えられる。古い時期の平場では土塁状の盛土が確認されたが、土砂崩落以前の平場である。さらに、1T~2T周辺の斜面には、3Tの状況から石積は存在していないことも確認された。 4T~5Tの平場では、近現代において畑の造成が行われており、遺構はその影響で削平を受けていることが判明した。6Tでは南東から北西に延びる場内路の延長約3mを確認したが、その落ち込み内には、陶磁器類や礫などが廃棄されており、後世にカクランを受けていることが確認された。さらに中世以降の連絡通路として使用していたと考えられる場内路の空堀南東側には、今回階段状の石が8段残存していることが確認された。 |