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須江瓦山A窯跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/19028
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.19028
引用表記 宮城県教育委員会 2012 『宮城県文化財調査報告書229:須江瓦山A窯跡』宮城県教育委員会
宮城県教育委員会 2012 『須江瓦山A窯跡』宮城県文化財調査報告書229
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書名 須江瓦山A窯跡
発行(管理)機関 宮城県教育委員会 - 宮城県
書名かな すえ かわらやま A かまあと
副書名
巻次
シリーズ名 宮城県文化財調査報告書
シリーズ番号 229
編著者名
編集機関
宮城県教育委員会
発行機関
宮城県教育委員会
発行年月日 20120326
作成機関ID 04000
郵便番号 9808423
電話番号 0222113685
住所 宮城県仙台市青葉区本町3-8-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 須江瓦山A 窯跡
遺跡名かな すえかわらやまA かまあと
本内順位
遺跡所在地 石巻市須江字釜
所在地ふりがな いしのまきしすえあざかま
市町村コード 04202
遺跡番号 69002
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 382850
東経(世界測地系)度分秒 1411408
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.480555 141.235555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100803-20110123
20110704-20111201
調査面積(㎡)
5600
調査原因 東北電力株式会社石巻変電所154/66kV主要変圧器設置工事に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
奈良
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡46
井戸跡14
大型土坑2
瓦窯跡1
瓦廃棄土坑7
主な遺物
石器
土師器
須恵器
赤焼土器
中世陶器
青磁
青白磁
近世陶磁器
木製品
金属製品
石製品
瓦質土器
瓦質土製品
窯道具
陶磁器
特記事項 中世:13世紀を中心とした集落跡。近世:18世紀以降の集落跡。明治時代中頃を中心とした桟瓦の生産遺跡
要約  須江瓦山A窯跡は、宮城県石巻市須江字釜ほかに所在し、北上川下流域の独立丘陵上に位置する。
今回の調査で、瓦窯跡1基、瓦廃棄土坑7基、掘立柱建物跡46棟、井戸跡14基、土坑34基、溝跡17条、自然流路跡31条などを検出した。
 建物跡とそれに伴う遺構群は大別2時期認められ、13世紀を中心とした時期と18 世紀以降の遺構群がある。前者はさらに4時期に細分される。特に中世の遺構群は、『熊野新宮寺一切経』における「瓦山別処」に比定される可能性がある。
 桟瓦生産に関連する遺構群は瓦窯跡と瓦廃棄土坑からなり、瓦窯跡は達磨窯の一部と考えられる。桟瓦の生産年代は、明治時代中頃を中心とした時期とみられる。 
 出土遺物には、中世陶器(東海、在地)、輸入磁器(青磁・青白磁)、近世陶磁器(大堀相馬、瀬戸・美濃、肥前、切込)、曲物(底板)、煙管、石硯、砥石などがある。また、桟瓦生産に関連する遺物として、瓦、瓦質の火鉢・焜炉・土錘、窯道具などが出土した。他の時代の遺物は、奈良・平安時代の瓦や土師器・須恵器・赤焼土器、縄文時代の石斧や石皿、磨石などがある。

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