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盛岡市萪内遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25171
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.25171
引用表記 岩手県埋蔵文化財センター 1982 『岩手県埋文センター文化財調査報告書32:盛岡市萪内遺跡』岩手県埋蔵文化財センター
岩手県埋蔵文化財センター 1982 『盛岡市萪内遺跡』岩手県埋文センター文化財調査報告書32
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書名 盛岡市萪内遺跡
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな もりおかししだないいせき
副書名 御所ダム建設関連遺跡発掘調査報告書
巻次 昭和51年,53〜55年度
シリーズ名 岩手県埋文センター文化財調査報告書
シリーズ番号 32
編著者名
編集機関
岩手県埋蔵文化財センター
発行機関
岩手県埋蔵文化財センター
発行年月日 19820325
作成機関ID
郵便番号 020-0853
電話番号 019-638-9001
住所 岩手県紫波郡都南村大字下飯岡第11地割字高屋敷185
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 萪内遺跡
遺跡名かな しだないいせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県盛岡市繋字萪内川原ほか
所在地ふりがな いわてけんもりおかしつなぎあざしだないかわらほか
市町村コード 03201
遺跡番号 LE23-0365
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 394024.82
東経(世界測地系)度分秒 1410038.76
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.673561 141.010766
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19760516-19761228
19780408-19781111
19790407-19791115
19800407-19800930
調査面積(㎡)
32090
調査原因 御所ダム建設に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居52
配石
土坑
漁撈遺構(魞)1
階段状杭列・土止め杭列
洗い場
遺物包含層
足跡98
主な遺物
縄文土器(後期〜晩期)
土錘
土偶(大型土偶頭部など)
動物形土製品
スタンプ形土製品
鐸形土製品
耳飾り
腕輪形土製品
鼻形土製品
土製円盤
有孔土製品
石錐
異形石器
石鏃・石槍
石匙
磨製石斧
打製石斧・石鍬
石錘
石皿
砥石
石棒・石剣
岩偶
岩版
スタンプ形石製品
石製円盤
石製装飾品
木製品(高台付木皿
木皿
漆器鉢
漆器櫛
トーテムポール様木製品
丸木弓
削り弓
尖棒
砧状木製品
又付木製品
刻込付加工材
樹皮製円盤
台状木製品
容器未製品
透し入り有頭板
櫂状木製品
割材
丸木杭)
人骨(火葬)
特記事項 低湿地を含む遺跡、木製品等多数出土。漁撈遺構(魞状遺構)の検出。足跡の検出。大型土偶頭部は国の重要文化財。
要約 [萪内遺跡 要約]
遺跡は雫石川によって形成された沖積段丘上に立地している。標高は163〜168mである。縄文〜近世以降の遺構等が検出されているが、縄文時代が主体となる。縄文時代の竪穴住居の内28棟は後期、16棟が晩期のものである。柄鏡状および周囲に列石をもつ住居も検出されている。竪穴住居より低位の面の旧河道(側流)部分で漁撈遺構(魞)が検出された。割材の杭を用いて魚導部が上流を向いて開口している。また、この側流に平行して2本の杭を打ち、その陸側に割材を横にして埋めた洗い場が検出されている。さらに付近からは縄文時代の人たちの足跡98個が検出されている。縄文時代の遺物は後期から晩期の土器や土製品・石器などが多く出土している。中でも大型土偶頭部が注目される。低湿地から木製品も出土し、トーテムポール様木製品、漆塗りの櫛・鉢・弓、丸木弓など多様な出土品がある。

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