「発見五十年　土生遺跡」特別展－小城市内遺跡発掘調査成果展おぎを掘るXV－

　今年で15回目になる小城市内遺跡発掘調査成果展「おぎを掘る」では、弥生時代前期から後期にかけて佐賀平野に営まれた集落遺跡の土生遺跡を取り上げます。昭和46（1971）年に石炭鉱害復旧工事が行われていた現場を通りかかった学生によって偶然発見され、緊急的に発掘調査が行われました。発掘調査の結果、当時の建物跡や多数の木製品、土器や石器が発見され、その成果から昭和48年には日本国内の初期農耕を考える上で重要な遺跡として国の史跡に指定されました。その後の調査によって弥生時代の文化と大陸文化が交わる場として注目されています。
　発見50年という節目を迎えた今年、これまでの調査成果をもとに土生遺跡やその関連遺跡からの出土した遺物を直接みていただくことで、土生遺跡の重要性を感じていただければと思います。

○会期　令和3年9月3日（土）から令和3年10月24日（日）

○開館時間　9時から17時まで

○休館日　毎週月曜日／9月21日（火）／9月23日（木・祝）

○会場　小城市立歴史資料館 企画展示室（桜城館2階）

○展示案内（文化課職員による展示案内を行います。）
9月4日（土）・18日（土）・19日（日）・25日（土）　10月9日（土）・10日（日）・17日（日）
11：00と14：00の2回（約20分程度）

【関連展示会】
　本展示会とあわせて、佐賀県立博物館や佐賀県立名護屋城博物館でも土生遺跡に関連する展示会が開催されます。こちらも是非ごらんください。

〇佐賀県立博物館　会期：令和3年8月27日（金）から令和3年10月17日（日）
〇佐賀県立名護屋城博物館　会期：令和3年8月24日（火）から令和3年10月24日（日）