[ 現地説明会 ]
2019-11-23
広島県
三次市
史跡寺町廃寺跡第7次発掘調査現地見学会
permalink : https://sitereports.nabunken.go.jp/event/394
史跡寺町廃寺跡は,三次市向江田町に位置し,奈良~平安時代に存在していたとされる古代地方寺院跡です。昭和59年には,国の史跡指定を受けています。
日本最古の仏教説話集『日本霊異記(にほんりょういき)』には,百済の僧 弘済(ぐさい)が古代の三次の地に「備後三谷寺(びんごみたにでら)」を創建したとの記載があります。寺町廃寺跡は,この「備後三谷寺」ではないかと考えられ,『誰が何のために建てたお寺なのか』という寺院造営の歴史を読み解ける可能性を秘めた,日本でも数少ない寺院跡の1つです。
史跡寺町廃寺跡は,昭和年間の調査で各建物跡が非常に良好な状態で発見されており,当時の仏教文化を考えやすいという遺跡のもつ歴史的価値を更に高めるため,まだ,明確になっていない部分の調査を行いました。
第7次調査では,寺院の本質に関係する金堂南階段や,塔周辺の調査を行っています。
日本最古の仏教説話集『日本霊異記(にほんりょういき)』には,百済の僧 弘済(ぐさい)が古代の三次の地に「備後三谷寺(びんごみたにでら)」を創建したとの記載があります。寺町廃寺跡は,この「備後三谷寺」ではないかと考えられ,『誰が何のために建てたお寺なのか』という寺院造営の歴史を読み解ける可能性を秘めた,日本でも数少ない寺院跡の1つです。
史跡寺町廃寺跡は,昭和年間の調査で各建物跡が非常に良好な状態で発見されており,当時の仏教文化を考えやすいという遺跡のもつ歴史的価値を更に高めるため,まだ,明確になっていない部分の調査を行いました。
第7次調査では,寺院の本質に関係する金堂南階段や,塔周辺の調査を行っています。
主催三次市教育委員会 文化と学びの課