考古学・文化財データサイエンス研究集会「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」
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【開催趣旨】
現代は高度情報化社会と言われています。情報化社会では、日々大量の情報が生み出され、物財にかわって情報や知識が重要な価値を占めます。日本考古学は着実な調査研究の推進によって膨大な成果を蓄積しました。情報や知識が重要となる情報化社会にとって、大きな情報資産群であるといえます。今まではストックに重点が置かれてきましたが、今後はフロー(情報流通)に着目することで、情報の「価値」が増し、さらなる社会還元や学術発展を見込めるようになります。昨今、ITの技術環境が急速に大衆化し、簡単に処理・情報検索・分析できるようになってきました。しかしデータを管理していくうえで思想をしっかりと確立し、デジタルデータならではの注意点を考慮する必要があります。
本研究集会では、ワシントン大学のBen Marwick氏を迎えて、今後の可能性と世界的潮流を講演いただき、全員参加型で可能性と課題を議論し共有します。
【日 時】
2019年9月10日(火)・11日(水)
【プログラム】
9月10日(火)
10:00~ 開会の辞 渡辺晃宏(奈良文化財研究所)
10:05~ 「考古学デジタルデータの課題と可能性」 高田祐一(奈良文化財研究所)
10:40~ Modern tools and approaches to scientific data management, analysis, visualization,
collaboration in archaeology and cultural heritage Ben Marwick(逐次通訳あり)
12:00~ 休憩
13:15~ 「考古学のためのデータビジュアライゼーション」石井淳平(厚沢部町)
14:00~ Open science, transparency, reproducibility in archaeology and cultural heritage Ben Marwick(逐次通訳あり)
15:00~ 休憩
15:20~ Workshop: Introduction to Git for science Ben Marwick(逐次通訳あり)
※Workshopに使うPCはご持参ください。必要ソフトは後日ご案内します。
9月11日(水)
10:00~ 「遺物台帳・可視化・出版-「発掘調査報告」をめぐる課題/ Database, visualization and publication: the issues on archaeological excavation reports」野口 淳(奈良文化財研究所)
10:20~ Workshop: Reproducibility and transparency in archaeological science using R and related tools Ben Marwick(逐次通訳あり)
※アシスタント:Wang Liying(University of Washington)
※発掘調査・整理作業を通じて取得された遺物データ(分類、素材、計測値、位置座標等)をもとに、Rを利用して、透明性・再現性の担保された表・グラフを作成し、Gitにより公開・共有する手順をハンズオン形式で学びます。
※途中休憩1時間含みます。
【講 師】
Ben Marwick(University of Washington)
現在ワシントン大学教授(考古学)、オーストラリア出身
2008年 オーストラリア国立大学 博士号 (考古学・自然史)
専門:東南アジア・中国の旧石器時代、ジオアーケオロジー、統計解析
【主 催】
独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
【共 催】
考古形態測定学研究会、国立大学法人島根大学附属図書館
【会 場】
奈良文化財研究所 本庁舎
<ご来場には、公共交通機関をご利用ください>
【情報交換会】
9月10日(火)17:30~ 参加費4000円程度
*情報交換会への参加は任意です。
【定 員】
・考古学研究や埋蔵文化財調査に従事する研究者・学生向けの研究集会です。
・参加受付者数:各日30名程度(予定)
※定員オーバーの場合、両日参加者を優先する場合があります。
【参加費】
無料
【申込方法】
8月31日(土)までにE-MAILにて 下記事項をご連絡ください。
氏名・所属・E-MAIL・参加する日程・情報交換会の出欠
E-MAIL soran★nabunken.go.jp (★を@に変更してください)
※事前申し込みをされていない場合は、ご参加いただけません。
現代は高度情報化社会と言われています。情報化社会では、日々大量の情報が生み出され、物財にかわって情報や知識が重要な価値を占めます。日本考古学は着実な調査研究の推進によって膨大な成果を蓄積しました。情報や知識が重要となる情報化社会にとって、大きな情報資産群であるといえます。今まではストックに重点が置かれてきましたが、今後はフロー(情報流通)に着目することで、情報の「価値」が増し、さらなる社会還元や学術発展を見込めるようになります。昨今、ITの技術環境が急速に大衆化し、簡単に処理・情報検索・分析できるようになってきました。しかしデータを管理していくうえで思想をしっかりと確立し、デジタルデータならではの注意点を考慮する必要があります。
本研究集会では、ワシントン大学のBen Marwick氏を迎えて、今後の可能性と世界的潮流を講演いただき、全員参加型で可能性と課題を議論し共有します。
【日 時】
2019年9月10日(火)・11日(水)
【プログラム】
9月10日(火)
10:00~ 開会の辞 渡辺晃宏(奈良文化財研究所)
10:05~ 「考古学デジタルデータの課題と可能性」 高田祐一(奈良文化財研究所)
10:40~ Modern tools and approaches to scientific data management, analysis, visualization,
collaboration in archaeology and cultural heritage Ben Marwick(逐次通訳あり)
12:00~ 休憩
13:15~ 「考古学のためのデータビジュアライゼーション」石井淳平(厚沢部町)
14:00~ Open science, transparency, reproducibility in archaeology and cultural heritage Ben Marwick(逐次通訳あり)
15:00~ 休憩
15:20~ Workshop: Introduction to Git for science Ben Marwick(逐次通訳あり)
※Workshopに使うPCはご持参ください。必要ソフトは後日ご案内します。
9月11日(水)
10:00~ 「遺物台帳・可視化・出版-「発掘調査報告」をめぐる課題/ Database, visualization and publication: the issues on archaeological excavation reports」野口 淳(奈良文化財研究所)
10:20~ Workshop: Reproducibility and transparency in archaeological science using R and related tools Ben Marwick(逐次通訳あり)
※アシスタント:Wang Liying(University of Washington)
※発掘調査・整理作業を通じて取得された遺物データ(分類、素材、計測値、位置座標等)をもとに、Rを利用して、透明性・再現性の担保された表・グラフを作成し、Gitにより公開・共有する手順をハンズオン形式で学びます。
※途中休憩1時間含みます。
【講 師】
Ben Marwick(University of Washington)
現在ワシントン大学教授(考古学)、オーストラリア出身
2008年 オーストラリア国立大学 博士号 (考古学・自然史)
専門:東南アジア・中国の旧石器時代、ジオアーケオロジー、統計解析
【主 催】
独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
【共 催】
考古形態測定学研究会、国立大学法人島根大学附属図書館
【会 場】
奈良文化財研究所 本庁舎
<ご来場には、公共交通機関をご利用ください>
【情報交換会】
9月10日(火)17:30~ 参加費4000円程度
*情報交換会への参加は任意です。
【定 員】
・考古学研究や埋蔵文化財調査に従事する研究者・学生向けの研究集会です。
・参加受付者数:各日30名程度(予定)
※定員オーバーの場合、両日参加者を優先する場合があります。
【参加費】
無料
【申込方法】
8月31日(土)までにE-MAILにて 下記事項をご連絡ください。
氏名・所属・E-MAIL・参加する日程・情報交換会の出欠
E-MAIL soran★nabunken.go.jp (★を@に変更してください)
※事前申し込みをされていない場合は、ご参加いただけません。
主催独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
連絡先
【お問い合わせ先】国立文化財機構 奈良文化財研究所 企画調整部 文化財情報研究室
E-MAIL soran★nabunken.go.jp (★を@に変更してください)