東北大学キャンパスにおける遠古の文化-青葉山遺跡群と芦ノ口遺跡-
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東北大学のキャンパス内における遺跡としては、仙台城跡二の丸地区がとくに著名です。一方で、青葉山キャンパスには、旧石器~弥生時代を主体とする遺跡群がありました。現在の自然史標本館の下には、縄文時代早期(約8,000年前)の竪穴住居跡が確認されていました。また、太白区の富沢地区(電子光理学研究センター)には、縄文・古墳時代の土器づくりの原料となる粘土を採掘した穴が残されていました。このように、本学の敷地内には、古い時代の様々な遺跡が残されていることがわかっています。
今回の展示では、青葉山を始めとした本学の各キャンパスにおける埋蔵文化財の発掘調査の成果を紹介することにより、このような歴史的環境の一端をご覧頂きたく思います。
今回の展示では、青葉山を始めとした本学の各キャンパスにおける埋蔵文化財の発掘調査の成果を紹介することにより、このような歴史的環境の一端をご覧頂きたく思います。
主催東北大学埋蔵文化財調査室