[ 展覧会 ]
2018-01-23 〜 2018-04-01
宮城県
岩沼市ふるさと展示室 第20回文化財企画展「すこし昔のくらしと道具~食べる~」
permalink : https://sitereports.nabunken.go.jp/event/162
わたしたちの生活スタイルは、昭和30 年代から40 年代にかけての高度経済成長期を境に大きく姿を変えました。食生活にも電化製品が導入され、水は蛇口をひねれば得られるようになりました。台所に革命が起きたような、食生活の大きな変化でした。今ではコンビニやスーパーマーケットなどの発達や、インスタントやレトルト食品などの加工食品の普及により、食物が簡単に手に入り調理できるようになるなど、台所事情はさらに大きく様変わりしています。一方、家庭で食事を作る機会が少なくなり、また食品の生産、流通、加工の方法などが見えにくくなっています。また個食や孤食という言葉が使われるように、家族が一緒に同じ食事をする機会が減るなどの社会問題も起きています。
今回の企画展では、「すこし昔の暮らしと道具」展シリーズの2回目として、「食べる」を取り上げます。
食は人が生きるための最も大切な行いです。その食べるための場所が台所を中心とした空間であり、そこには食事を作り、食べるためのさまざまな道具、設備がありました。これらの台所あたりで使われていた道具類などを通して、家族みんなで食卓を囲った少し昔の食生活を思い起こし、今を見直すきっかけにしていただきたいと思います。
今回の企画展では、「すこし昔の暮らしと道具」展シリーズの2回目として、「食べる」を取り上げます。
食は人が生きるための最も大切な行いです。その食べるための場所が台所を中心とした空間であり、そこには食事を作り、食べるためのさまざまな道具、設備がありました。これらの台所あたりで使われていた道具類などを通して、家族みんなで食卓を囲った少し昔の食生活を思い起こし、今を見直すきっかけにしていただきたいと思います。
主催岩沼市教育委員会