下扇原遺跡出土の鉄製品

村上 恭通 ( MURAKAMI Yasuyuki )
下扇原遺跡から出土した鉄製品は1,522点であり、うち1,128点は竪穴住居、土壙等、遺構から出土している。うち、918 点について器種を分類し、506 点には実測図を示して説明した。また、鍛冶遺構出土鉄製品は620点であるが、うち531点について器種を分類し、295点は実測図を示して説明している。鍛冶遺構は8軒であり、遺跡最大の鍛冶遺構からは鉄製品や鍛冶関連遺
物が177点出土している。この他、鍛冶遺構から出土する鉄片類を多数出土した遺構4軒があるが遺構埋没過程で鉄片類が大量に投棄されたか流れ込んだ可能性が考えられるので、鉄器生産跡としては評価していない。
村上恭通 2010「下扇原遺跡出土の鉄製品」 『小野原遺跡群』熊本県文化財調査報告 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/23618
NAID :
都道府県 : 熊本県
時代 弥生
文化財種別 史跡
史跡・遺跡種別 集落
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 考古学
テーマ 技法・技術 資料紹介
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2021-11-28
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
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この論文は下の刊行物の 241 - 282 ページ に掲載されています。

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