愛知県における中世瓦の展開とその特徴
永井 邦仁
現在の愛知県に相当する尾張・三河国域で出土する中世瓦、特に13 世紀代の展開を概観する。個別資料の編年的位置を確認しながら、神宮寺と天台宗山林寺院を基軸とする分布に着目し、尾張の熱田大宮司家とそれを継承した三河の足利氏による寺院造営活動の一端を示しているものと考えた。
永井邦仁 2014「愛知県における中世瓦の展開とその特徴」 『研究紀要』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/22540
