鉛瓦小稿 金沢城の鉛瓦

小澤 一弘 堀木 真美子
 瓦といえば陶製の粘土瓦を指すが、金属の瓦、すなわち銅瓦と鉛瓦があることは意外と知られていない。名古屋城や日光東照宮の銅瓦、金沢城と瑞龍寺の鉛瓦があるが、ここでは金沢城の鉛瓦について、発掘調査出土鉛瓦と伝世資料の鉛瓦を検討し、手間がかかる銅瓦葺きを例に概観した。そして蛍光X 線分析から鉛の純度が97% を越え、混ぜ物もなくほぼ100% そのまま鉛瓦に使用していたことが確認できた。
小澤一弘,堀木真美子 2014「鉛瓦小稿 金沢城の鉛瓦」 『研究紀要』 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/22535
NAID :
都道府県 : 石川県
時代 江戸
文化財種別 工芸品
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 考古学
テーマ 素材分析
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総覧登録日 : 2021-11-26
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