清須における河川跡の研究
蔭山 誠一
鈴木 正貴
本論は、愛知県清須における旧河川の変遷について、これまでの発掘調査において確認された流路跡の検討に加え、明治17 年作成の愛知県公文書館所蔵『地籍字分全図』から古河川跡の復元を試みた。その結果、①弥生時代から流れる朝日遺跡の谷A を中心とする河川群から、②古墳時代後期から古代に流れたと思われる朝日西遺跡の東端部を流れる旧河川、③古代〜戦国時代に美濃街道の東を南北に流れる旧河川、④江戸時代前期の名古屋市蓬左文庫所蔵『春日井郡清須村古城図絵』に描かれた旧五条川、そして⑤ 18 世紀末の瀬替え以後の現五条川の5 段階に河川が変遷することが明らかになった。
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都道府県 :
愛知県
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文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
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総覧登録日 :
2021-11-26
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