東海地方の古代瓦塔研究ノオト
永井 邦仁
東海地方の古代瓦塔を製作技術の観点から考察する。そして代表的なものとして美濃須衛系、猿投窯系、東三河・遠江系を見出した。東海地方においては8世紀前葉に個性的な瓦塔がみられるが、その後8世紀中葉~後葉にかけて各須恵器窯群での一定の技術を共有した量産化が進み、9世紀前葉まで続くものと考えられる。
永井 邦仁 2006「東海地方の古代瓦塔研究ノオト」 『研究紀要』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/22486