近世日本におけるワーテルロー戦闘図の流布と制作について
Images of the wounded Prince of Orange in the battle of Waterloo painted and printed in the 19th century Japan

塚原 晃 ( Tsukahara Akira )
1815年、ナポレオン・ボナパルトの没落を決定づけた「ワーテルローの戦い」の波紋は、さほど時間をおくことなく、日本にも到達した。それは、ナポレオンの敗北というよりは、戦勝国のひとつであるオランダの貢献を喧伝する情報が主体だったと考えられる。ワーテルローでのオランダ皇太子の活躍を描く図が、江戸の桂川家に文政9年以前より伝わっていた。香川大学附属図書館神原文庫に伝わる銅版ワーテルロー戦闘図は、作者の素性は明らかではないものの、その題記の内容や用紙のウォーターマークから、初期のワーテルロー情報を忠実に反映して制作された作品と推定される。
塚原晃 2007「近世日本におけるワーテルロー戦闘図の流布と制作について」 『神戸市立博物館研究紀要』 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/19918
NAID :
都道府県 :
時代 近世(細分不明)
文化財種別 絵画 彫刻
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 美術史
テーマ 文化系統 資料紹介 制度・政治 軍事
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2021-11-19
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