中原 4 号墳の鉄鏃について

菊池 吉修
中原4号墳の鉄鏃について、本数と形状等の特徴から被葬者像に迫る。
大半の鉄鏃が初葬に伴うものと考えられ、中原4号墳の鉄鏃の持つ特徴は初葬者の社会的立場等を反映したものといえる。
中原4号墳の鉄鏃は、東駿河の一般的形態に西日本の特定地域に分布する形態を加えた鏃構成という特徴を持ち、地域でも突出した量の鉄鏃の保有と規格性の高い鏃群の存在から、被葬者は鉄鏃の生産・流通の中心に近い立場にいたと考えられる。
菊池吉修 2018「中原 4 号墳の鉄鏃について」 『『中原第4 号墳の被葬者に迫る』資料集』 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/127231
NAID :
都道府県 : 静岡県
時代 古墳
文化財種別 考古資料
史跡・遺跡種別 古墳
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 考古学
テーマ 資料紹介 流通・経済史
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総覧登録日 : 2025-07-17
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