古代山城の門 -九州を中心に-

吉田 東明
わが国の古代山城の多くは土塁によって城壁が形成される。土塁のみで構築されるのではなく、多くの場合、石塁が併用される。石塁は城壁が谷部を横断する際に構築される傾向にある。古代官衙の門、とりわけ正門は、官衙を象徴する構築物として荘厳さが重視される。他方、古代山城の門は防御的側面を重視して構築する必要がある。そのため官衙の門と違って間口が狭く、堅牢に構築される傾向にある。
吉田 東明 2024「古代山城の門 -九州を中心に-」 『鞠智城の城門構造技術を考える』鞠智城の城門構造技術を考える https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/121985
NAID :
都道府県 : 福岡県
時代 飛鳥白鳳 奈良 平安
文化財種別 史跡
史跡・遺跡種別 城館
遺物(材質分類) 石製品 金属器
学問種別 考古学
テーマ 技法・技術 資料集成 軍事
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2024-03-19
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