兵器の様相から見た古代山城
小嶋 篤
日本列島に築かれた古代山城は、どのように兵器を貯え、どのような兵器を用い、 どのような戦闘を想定していたのだろうか?」 この問いを追及するために、本研究では二つのアプローチを試みる。まず、考古資料として現存する兵器の検討に基づいて、物質的側面から古代の戦闘に用いられた兵器を明ら かにする。その後、文献史料の記述から古代山城を運用していた時代の戦闘の実像に迫り たい。戦闘の記録は幾人もの人物を介した主観的情報である。また、現代人の合理的思考 と古代人の合理的思考は乖離する。これらの点を認識しつつ、『歴史学』の立場から「兵器」 を基点に古代山城を検討する。
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史跡・遺跡種別
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2024-03-05
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