熊本県頭地下手遺跡出土の擦切石斧について

山崎 純男 ( YAMASAKI Sumio )
頭地下手遺跡出土の擦切石斧の紹介を兼ねて、九州における擦切石斧、擦切り具について検討を加えた。 その結果、九州における擦切石斧は日本列島における擦切り技法南下ルートから島根地域を経由して伝播した と考えるのが最も妥当である。東日本的文物の搬入、その影響による展開、新たな土器製作技術、擦切り技法による新たな石器製作技術の定着と展開は、以後の文化を変容・規定していく要素としてその意義は大きい。
山崎純男 2014「熊本県頭地下手遺跡出土の擦切石斧について」 『頭地下手遺跡』熊本県文化財調査報告 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/121349
NAID :
都道府県 : 熊本県
時代 縄文
文化財種別 史跡
史跡・遺跡種別 集落
遺物(材質分類) 石器
学問種別
テーマ 技法・技術 文化系統 資料集成
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総覧登録日 : 2023-10-07
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