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丁字形利器とその系譜

鈴木 一有 ( SUZUKI Kazunao )
東平1 号墳は静岡県富士市に築かれた直径13 mの円墳であり、無袖横穴式石室の床面から鉄刀、鉄鏃、刀子、馬具、須恵器とともに、丁字形利器が出土した。丁字形利器は、その特異な形状から古くから注目を集めていたが、類例が極めて少ないことから、現時点に至るまで明確な位置づけがなされているとはいいがたい。本稿では、この特異な利器の系譜を東北アジア地域に求め、その出現過程について考究するとともに、関連が想定できる資料を取り上げて、その分布と性格にかかわる展望を示したい。
NAID :
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 考古学
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2023-05-24
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=一有|last=鈴木|contribution=丁字形利器とその系譜|title=伝法東平第1号墳|date=2018-03-23|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/71155|location=静岡県富士市永田町1丁目100番地|ncid=BB26570581|doi=10.24484/sitereports.71155|series=富士市埋蔵文化財調査報告|volume=64}} 閉じる
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この論文は下の刊行物の 63 - 78 ページ に掲載されています。

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