丁字形利器とその系譜

鈴木 一有 ( SUZUKI Kazunao )
東平1 号墳は静岡県富士市に築かれた直径13 mの円墳であり、無袖横穴式石室の床面から鉄刀、鉄鏃、刀子、馬具、須恵器とともに、丁字形利器が出土した。丁字形利器は、その特異な形状から古くから注目を集めていたが、類例が極めて少ないことから、現時点に至るまで明確な位置づけがなされているとはいいがたい。本稿では、この特異な利器の系譜を東北アジア地域に求め、その出現過程について考究するとともに、関連が想定できる資料を取り上げて、その分布と性格にかかわる展望を示したい。
鈴木一有 2018「丁字形利器とその系譜」 『伝法東平第1号墳』富士市埋蔵文化財調査報告 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/120638
NAID :
都道府県 : 宮城県 群馬県 静岡県 奈良県 島根県 アジア州(日本除く)
時代 古墳 飛鳥白鳳
文化財種別 史跡 考古資料 有形文化財
史跡・遺跡種別 官衙 城館 製鉄 その他の生産遺跡 古墳 祭祀
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 考古学
テーマ 技法・技術 編年 文化系統 資料紹介 資料集成 制度・政治 宗教 軍事
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2023-05-24
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