北見市南町遺跡の擦文文化期未報告資料について(1)

市川 岳朗
北見市南町遺跡は常呂川中流無加川との合流地点から430m程下流の左岸に所在していた擦文文化期の集落跡(住居跡46基中45基が擦文文化期、1基が続縄文文化期)である。常呂川築堤工事のため1985年から工事範囲に所在する遺跡が調査された。北見市南町遺跡もその1つであった。発掘調査は1987、1989~1993年の5年実施し、総調査面積は10,208.31㎡に及んだ。その経過は概報により報告がなされていたが、遺構外出土の資料など、未報告資料が多数を占めている状態である。
本稿では北見市南町遺跡出土資料について復元・整理し、報告可能な資料のうち、擦文文化期の資料53点を報告する。
市川岳朗 2023「北見市南町遺跡の擦文文化期未報告資料について(1)」 『北見博物館研究報告』 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/120493
NAID :
都道府県 : 北海道
時代 擦文
文化財種別 考古資料
史跡・遺跡種別 集落
遺物(材質分類) 土器 土製品(瓦含む)
学問種別 考古学
テーマ 資料紹介
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2023-04-26
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