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鳥の子皿稿 —伝世した白磁の皿—

小澤 一弘 堀木 真美子
中国宋代の定窯の白磁に倣った白磁を、茶人が淡黄色で光沢のある白い鶏卵に似ていることから「鳥の子手」「鳥子」と称した。伝世した白磁の皿より「鳥の子」製品について検討した。『策彦入明記』と茶会記から「トリ皿」にはじまり「鳥皿」「鳥の子」への名称の変遷をたどり、遺跡出土品と茶会記から天正年間以前に「鳥の子」が存在していたことをあきらかにするとともに、名称では天文16年頃にさかのぼる可能性があることを推察した。
 今回紹介した伝世品の釉薬や覆輪などの蛍光X 線分析を行った。その結果、覆輪が真鍮製であることが判明した。
NAID :
都道府県 : 愛知県
時代 不明
文化財種別 工芸品
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 土製品(瓦含む)
学問種別
テーマ 資料紹介
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2022-07-26
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=一弘|last=小澤|first2=真美子|last2=堀木|contribution=鳥の子皿稿 —伝世した白磁の皿—|title=研究紀要|date=2018-05|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/129247|location=愛知県弥富市前ケ須町野方802-24|ncid=AA11568230|doi=10.24484/sitereports.129247|volume=19}} 閉じる
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この論文は下の刊行物の 55 - 78 ページ に掲載されています。

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