古墳時代終末期の鑣轡の新例 -菊川市篠ヶ谷SA 8号横穴墓出土轡の復原-
大谷 宏治
菊川市篠ヶ谷SA 8号横穴墓からは銜先環が「二重銜先環」の轡と、頸部が長く特殊な構造を有する鉸具が出土しているが、轡の形式が不明確である。これらの特徴的な部品は古墳時代の馬具の轡の部品としては類例の少ないものであることから、「二重銜先環」を有する轡や鉸具を有する馬具(特に轡)と比較検討し、当横穴墓出土轡は、鉸具造立聞で有機質鑣を有する鑣轡である可能性が高いと想定した。
大谷宏治 2014「古墳時代終末期の鑣轡の新例 -菊川市篠ヶ谷SA 8号横穴墓出土轡の復原-」 『静岡県埋蔵文化財センター 研究紀要 第3号』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/1105
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