考古学技術体験―木製品の保存処理体験を通じて知る文化財ー
大森 信宏
静岡県埋蔵文化財センターでは、埋蔵文化財を活用したさまざまな普及公開事業を実施しているが、考古学技術体験では参加者が考古学に関する技術的な体験をすることで、埋蔵文化財をより深く理解するとともに、より身近に感じてもらうことを目的としている。今回は、平成30 年度に実施した考古学技術体験での木製品保存処理体験の様子を中心に紹介し、今後の展望について述べようと思う。