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千葉市餅ケ崎遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91776
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91776
引用表記 千葉市教育委員会 2019 『千葉市餅ケ崎遺跡』千葉市教育委員会
千葉市教育委員会 2019 『千葉市餅ケ崎遺跡』
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=雅人|last=西野|first2=沙羅|last2=尾崎|title=千葉市餅ケ崎遺跡|origdate=2019-03-29|date=2019-03-29|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/91776|location=千葉市中央区問屋町1番35号|ncid=BC05527901|doi=10.24484/sitereports.91776}} 閉じる
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書名 千葉市餅ケ崎遺跡
発行(管理)機関 千葉市埋蔵文化財調査センター - 千葉県
書名かな ちばしもちがさきいせき
副書名 千葉市動物公園第1期工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
千葉市教育委員会
発行機関
千葉市教育委員会
発行年月日 20190329
作成機関ID 12100
郵便番号 2608730
電話番号 0432455962
住所 千葉市中央区問屋町1番35号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 餅ケ崎遺跡
遺跡名かな もちがさきいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉市若葉区源町280他
所在地ふりがな ちばしわかばくみなもとちょう280ほか
市町村コード 12104
遺跡番号 3002
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353842
東経(世界測地系)度分秒 1400737
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.644999 140.126944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19790702-19791130
19791203-19800331
19800407-19810930
19820401-19820930
19820401-19840331
19840401-19841231
19860106-19860303
調査面積(㎡)
4000
3000
17000
500
36900
9890
6130
調査原因 千葉市動物公園第Ⅰ期工事に伴う確認調査・本調査
遺跡概要
種別
その他
時代
旧石器
主な遺構
石器ブロック
主な遺物
ナイフ形石器
尖頭器
掻器
特記事項
種別
集落
貝塚
時代
縄文
主な遺構
炉穴(早期後葉)
住居跡(中期~後期)
小竪穴
土坑
遺構内貝層
主な遺物
縄文土器(早期~晩期)
土製品(土偶)
土製品(容器)
土製品(ミニチュア土器)
土製品(土器片円板)
土製品(土器片錘)
石器
石製品(磨製石斧)
石製品(打製石斧)
石製品(磨石類)
石製品(砥石)
石製品(石皿台石)
石製品(石鏃)
石製品(錐)
石製品(軽石製品)
石製品(玉)
石製品(石棒)
貝製品(貝刃)
特記事項 縄文時代中期後葉~後期前葉の集落をほぼ全掘した。住居跡85軒・小竪穴110基、遺構内貝層56か所などを検出している。 加曽利EⅣ式~称名寺式土器は県内有数の良好な資料である。中期大型貝塚の消滅後、後期大型貝塚の形成前の集落としては規模が大きく、各種石器や石鏃製作関連資料、石棒、貝層の分析成果などこの時期の生産活動や社会を検討するための資料も豊富である。

種別
時代
奈良
主な遺構
方形周溝状遺構
主な遺物
土師器
特記事項
種別
集落
時代
平安
主な遺構
住居跡
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
種別
その他
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴遺構
地下式坑
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
要約 千葉市動物公園の造成工事に伴って、餅ヶ崎遺跡のほぼ全面を発掘調査した。遺構・遺物の主体を占めるのは縄文中期後葉~後期前葉で、住居跡85軒・小竪穴110基、遺構内貝層 56か所を検出している。土器の主体を占める加曽利EⅣ式~称名寺式は、編年的な位置づけをめぐって調査当時から注目されており、今日においても県内有数の良好な資料である。東京湾東岸の貝塚集中地帯において、この時期は、中期の集中居住・定住型の集落群・社会が崩壊して、再び後期に復活するまでの間にあたる。分散居住・誘動型の集落が広域に点在することを特徴とするが、餅ヶ崎遺跡はその後半期では大規模である。貝層の形成は活発であり、後期大型貝塚の形成を考える上できわめて重要な資料となり得る。各種石器や石鏃製作関連資料、石棒も豊富であり、この時期の生産活動や社会を検討するための資料も多い。これ以外の時期では、旧石器時代の石器群、縄文早期前葉・撚糸文系土器、平安時代の集落、中・近世の集落に関わる資料を得ることができた。

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